ポジっていこう!~よく分からないトレード解説~

どうも皆さん、フェグリーです。

いやぁこの報道で今日が終わってしまいましたよ。えぇ

このトレードではパドレスのプロスペクトトップ10が入っていませんでした。今回のトレードはシカゴ民から”最悪の取引”、”2017の再来”などとボロクソ言われています。かくいう自分もどちらかといえばダルビッシュとカラティニでこれしきの対価かとガッカリしたのも事実です。
しかし落胆しているのも仕方ないので、好意的に解釈すると同時に今回の対価について詳しく見ていきましょう!

①なんでこのパッケージになったのか
②選手紹介:ザック・デイビーズ
③選手紹介:その他の4人

①今回のトレードでカブスが何をしたかったのかもう一度整理したいと思います。
ⅰ) サラリーダンプ:カブスは以前から年俸が高騰しまくっていて補強したら贅沢税に引っかかるのではと言われていました
詳しくはこの記事を見てね()→

…とまぁこんな感じでしたが、コロナによる減収が影響してそもそも現選手を保有するのすら難しくなってきました。
よって高年俸の選手を放出する必要があったのです。
ⅱ) プロスペクト補充:この高年俸の選手をただ放出するだけでは勿体ないですよね。そもそも他球団も活躍できない高年俸の選手などもらってくれやしません。(カブスにはちょっとこの数が多すぎますがね!!!)
しかし高年俸の選手がそれでなお引く手あまたならどうでしょう。各球団はその選手をもらうために相手のニーズに合わせた選手を用意します。通常は相手球団のトッププロスペクトがそれに当たります。ここでカブスのマイナー組織を見てみましょう。

意外にも投手の量だけは多く、5年後に台頭しそうな野手はあまりいません。この5年という数字はチーム再建にかかる年数に近いです。というわけで、カブスにとってのニーズは”再建終了後にちょうど台頭する野手の母数を増やす”だったわけです。

パドレスも今後の編成を考えたら価値の高い選手を放出しまくるわけにはいかない。カブスはⅰ)、ⅱ)をどうしても満たしたい。これらの思惑が重なって、レギュラークラスになる保証はない野手を大量に獲得という結果になったというわけでしょう、はい。

②ザック・デイビーズはかつてMILに在籍していましたね。どんな投手でしょうか

5年間で3度の規定到達、6回を2から3失点に抑える、K/BBは2くらい、タイプ的にはヘンドリックスに近いですね。今季の投球は直球を減らしています。来期もこれで行くでしょう

存分に持ち味を発揮してるゲームです。チェンジアップが冴えてます。これならローテを守れそうですね!

しかし彼の真の役割は夏までの繋ぎでしょうね。なんせ保有権が1年しかないのでカブスは彼を夏まで保有して、夏に勝負をかける球団へ放出しプロスペクトに交換するという算段でしょう。
成績がダメでも1年ローテさえ守ってくれれば御の字です。できれば彼が前半にAS級の活躍を見せていい対価とトレードというのが望ましいですね。

今回はここまでです。③の4人のプロスペクトは明日以降に。

ではでは