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エスコバー、ようこそカブスへ!!!

こんにちは、お久しぶりです、フェグリーと申します。長らくカブスの話題どころかnoteすら放置していて最早カブスファンとしての存在感は薄れつつあるのですが、いてもたってもいられず久々に重い腰を上げることにいたしました。何が起きたかと言いますと、なんと、、、

👏カブスがNPBの選手を獲得しました!👏

今季はWBCで優勝して改めて日本の野球の強さを示した中でMLBでも大谷や千賀や誠也さんを始めMLBで活躍する日本人が多く、そんな年にポスティングで移籍を目指す日本人が多いと、MLBの中でもNPBへの関心が向けられた年になりました。一体誰が来たのでしょう、その経緯もなんか面白かったので纏めつつ彼とカブスの契約が双方どんな影響があるか見ていきましょう!

①入団、、、⁉

去る11/19,一人のウィンターリーグ自信ニキのベネズエランによってとある選手の投稿がなされました

何を隠そう今回の主人公のエドウィン・エスコバーがカブスかパイレーツに今後数時間で入団するかもと報じられてました。
彼はウィンターリーグを主に観ているリポーターで、所属チームの選手の動向を把握していてもおかしくは無かったもののまだ信憑性は無いなという段階でした。
そして翌日に次の投稿が

昨日の今日でカブスと契約したという内容、しかしこの方はプロフィール上ではジャーナリストを名乗っているものの、本職は"サッカー信者"と記載されており野球関連はそこまで強くない様子。
そんな彼による「親戚から聞いたけどエスコバーがカブス入団したってよ」という井戸端会議の内容が瞬く間に(日本人に)広がりました

ところが当の本人やカブス公式から一切情報が流れて来ない。この謎のベネズエランの情報のみが日本中を独り歩きする怪奇現象は更に広がりを見せ、遂に今オフに監督交代だけでなく更なる補強に飢えに飢えているカブスのファン達が見つけてしまいました

https://twitter.com/BleacherNation/status/1726770285578232101?t=EHK8DWdjChwfNs3P1E0Log&s=19

先ほども話題にあげたように、今オフはNPBからの移籍予定が多くMLBファンもかなり注目している中でカブスにやってきたのは、、、誰なんだ!?と現地民は謎のお祭り状態に。ちなみにまだ公式情報は無いです、ソースはベネズエラン。こんな未確定情報でも盛り上がるシカゴの民は微笑ましいですね

そうしてこれを見たからかはたまたbleacherをカブス公式情報と勘違いしたか、日本のメディアも続々とエスコバーのカブス入団をリリース。関係者が口をつぐむ中で入団確定と言わんばかりの異様な光景
一体いつになったら真相が明らかになるのか、、、一部のファンが猜疑心を抱く中、遂にこの男が動きをみせる!!

いやまさかの本人かい、普通このような移籍市場は某蝶ネクタイを始めとした番記者達が報じますが今回は本人が公開しました。これにて謎のサッカー狂による知り合いからのスクープは4日の空白期間を経て正式なものと判明しました(ちなみに公式からはまだ何も)
というわけで前置きが非常に長くなりましたが、、
エスコバー、ようこそシカゴカブスへ!!!

②カブスのチーム事情から考える、エスコバーの立ち位置

いよいよ本題に入りまして、カブスの現状とエスコバーへの期待値を客観的に書いていきたいと思います
シカゴカブス、今年は83-79と久々に勝ち越したシーズンになりましたが惜しくもポストシーズンを逃す悔しい年となってしまいました。
打線は鈴木誠也さんや復活したベリンジャー(来季いないけどな)を始めそこそこの破壊力を見せ、スターターもサイヤング5位のスティールを始めそこそこの成績をおさめるなどあと一歩の所まで来たのは納得の陣容でした
じゃあ何が足りなかったか、それは"リリーフの枚数と運用する頭脳"でした。

カブスの編成トップのホイヤーはかねてより「リリーフに大金費やすのはアホw(意訳)」とポストシーズンで何を見てきたのかと言わんばかりの信念を持つ男でした。こうしてカブスに集められたリリーフは復活狙いの年寄りと名もなき烏合の衆という、シーズン始まる前から火の手が上がる散々な様相。
いざ始まって年寄り達が早速退場する中で思いの外奮闘しまして一時期はポストシーズン安泰か?とまで言われるほど良かったのですが思いもよらぬ所から刺客がやってきました。
何を隠そう、デイビッドロス前監督(ハゲ)でした。
彼は勝ちパ以外を一切起用しない毎日がポストシーズンのような起用を繰り返した結果、4人がイニング跨ぎもしながら60試合近く登板した以外は30試合すら届かないリリーフだらけという歪な起用を繰り返し、シーズン終盤に見事に捲くられクビが飛びました。
ここまでウダウダ書き連ねましたが、監督が交代してアホな起用が無くなるだろう来季の懸案事項はリリーフの枚数不足になります。
ただえさえ60から70試合も投げたフルシーズン初めての勝ちパ達が来季無事とは限りません、かくいう彼も勤続疲労の影響はありそうですがNPBで8年計400イニング近く投げぬいたエスコバーのようなタフネスリリーフはMLBのタイトな日程にも対応して貴重な存在になるかもしれません

更にエスコバーにとって追い風なのは、特にリリーフ左腕が不足しているという事です。
今季投げたリリーフ左腕は11イニングのアンソニーケイ(クビ)、13イニングのヒューズ(クビ)、6イニングのルーク・リトル(ルーキー)のみ!
来季はマイナーから上がってきたベイリー・ホーン、リリーフ転向のドリュー・スマイリーが加わりますがルーキーコンビと下がり目のローテ剥奪ベテランという誰も計算できない陣容です。

エスコバーは平均球速が少し下がっておりフォーシーム被打率が高いのは気がかりですが、単純な球速ならホーンやスマイリーよりは速いです。また既にイニング数(6)に迫る四死球を出している(イニングの倍以上の奪三振数を誇るけどね)リトルと比較しても制球面では勝る可能性もあるため、誰がコケても穴埋めができる存在として重宝されるはずです!

おそらく最初はマイナー契約かスプリングトレーニングでの招待選手という厳しい立ち位置にはなると思いますが、まだまだ不安定な左腕リリーフ事情なのでNPBでの経験を存分に活かして是非割っていってほしいと思います!

③最後に
エスコバー投手にはカブスで輝けるチャンスがたくさんありますので、本当に期待してますし頑張ってほしいです!
横浜ファンの方もたまにはカブスの試合でも観てエスコバーの勇姿を見届けてくださったらありがたいです!

あと、、、

公式情報無いのに結構広まってたの怖いので、今回は合ってたけどみんなでガセネタには気をつけましょうね

ではでは〜