ポジっていこう!~よく分からないトレード解説後編~

昨日に引き続きトレード話を、ダルビッシュを放出してまで得た対価はどれほどの選手なのでしょうか。まずはカブスのプロスペクトランキングを見てみましょう


Brailyn Marquez、Brennen Davis、Miguel Amayaといった選手がトップに君臨しています。(Amayaに関しては3年くらいずっとトップ評価なんですが、いつ出てくるんですかね)

昨年まで長らくプロスペクト扱いだったアルゾレイがようやく台頭してきましたが、それでもMLBレベルにはまだ遠く、同様に彼らが活躍できる日はすぐには来ないでしょう。

今回の補強もこれらの選手に近い立ち位置です。決してすぐにメジャーデビューできそうな選手ではありません。みんなが望んだトレードってこういうのだと思うんですよ。マジ許さんあのコロンビア

でもいまヒメネスやシーズとか補強しちゃうと、再建中に台頭して勝負かけるべき時にFAで出てかれちゃいかねませんしね。あくまでも5年後というわけですよ。自分も先陣切ってワーワー言ってしまったのでそこは申し訳ございません。

ⅰ) Reginald Preciado


ポジション:SS 右投げ両打ち
Scouting Grades/Report (20-80 grading scale)
HIT 55  POWER 50   RUN 50   ARM 55   FIELD 50   OVERALL  45
将来像:DJ.ルメイヒュー(FA)

この世代でのパナマのトップ。右からは強打、左は流したり引っ張ったりと器用に打つ。20-80グレードのように高いバットコントロールを兼ね備えている選手とのこと。体格もいいので、将来はパワーツールも身に付けるのではと期待も。
登録はSSですが、誰もSSでの大成は見込んでおらず、MLBでレギュラーを勝ち取るのは3BかOFとの見立て。非常に身体能力が高いので、今後の成長次第では勝ちトレードになる可能性を秘めています。

動画が無さ過ぎて昨年の。この感じだと発展途上だけど右打席のほうが得意そうな雰囲気ですね。2021年末のデビューを見込まれていましたが、おそらくマイナー未開催の余波でデビューも遅れるでしょう。
パナマの有名なプレイヤーといえばマリアノ・リベラです。彼のように長くトップに君臨するプレイヤーになってくれたら。

ⅱ) Owen Caissie


ポジション:RF 右投げ左打ち
Scouting Grades/Report (20-80 grading scale)
HIT 45  POWER 55   RUN 55   ARM 60   FIELD 50   OVERALL  45
将来像:マックス・ケプラー(MIN)

なんと今年ドラ2で指名され未だマイナー出場無。コンタクトに難あるがパワーツールには目を見張るものがあるとのこと。強肩ゆえにライトの適正あり。スカウトの一部からはコンタクト難がひどく指名自体に懐疑的だったものの、ドラフト前にそこを修正して高い適応力も示したとか。非常に大柄な選手です。

3月の映像ですが、まだまだという印象ですね。当たった時の打球スピードには驚きますが、彼をMLBで観れる日は来るのでしょうか。

ⅲ) Ismael Mena


ポジション:OF 左投げ左打ち
Scouting Grades/Report (20-80 grading scale)
HIT 50  POWER 50   RUN 70   ARM 55   FIELD 60   OVERALL  45
将来像:ジェイソン・ヘイワード(CHC)

なんといっても高い守備水準の持ち主、既に守備の基本形は持ち合わせているとのことで高い脚力からも広い範囲をカバーできるとか。打撃はパワーに難がありますが、コンタクト力には優れているので将来的にリードオフマンを務めるのでは。打撃スタイルはバレルゾーンを意識した打撃とのことで、これを続けるならパワーもつけなければなりませんね。

なんかこういう映像っていいとこ集めてくれないんですか?笑

ⅳ) Yeison Santana

ポジション:SS 右投げ右打ち
Scouting Grades/Report (20-80 grading scale)
HIT 50  POWER 45   RUN 55   ARM 60   FIELD 55   OVERALL  45
将来像:アディソン・ラッセル(FA)

2019ルーキーリーグ、162ABで.346, 3HRをマーク。アベレージ型ですが、18年には0本だった本塁打も打てていますしまだまだ向上の余地があります。バットスピードやバレルゾーンへの打ち込みもいい水準、三振も多くはなく、待球もできるのでパワーはこれからですが非常に期待が持てます
守備はこれからもSSを任せてよいとのこと。既にバイエス級の守備力があると目されているカブスのドラ1エド・ハワードと高いレベルでポジション争いしてほしいですね。
先の三人誰も試合出てないんですもん。少しでもこうした成績があると将来の見立てがしやすいですね。えぇ(憤怒)

ろくな映像がないことには変わりなかったです。

以上がプロスぺ紹介になります。ポテンシャル型が多かったのでは?同じくポテンシャル型と言われていたDavisやRedererの評価が上がっているのでこの手のタイプの育成に自信がついたのでしょうか?
スカウティングレポートを読んで映像貼るだけの単純作業でしたが、何かの参考になればと思います。これ読むとみんなそれなりに活躍しそう?まぁ、多少の過大評価は多めに見てやってくださいな

彼らが台頭するかなんてわかりません。ただ少しでもその可能性があるなら、そこに賭けます。5年後にカブスもいい選択をしたんだと言われますように。がんばれ、未来のカブス戦士!

ではでは