符計算は本当に不要か

前回のnote「符計算は本当に害悪か」に思ったよりも反響があって嬉しいです。みんな符計算大好きなんですね!

みなさん色々と思うところはあると思うんですが、反応としては大きく分けて3つですね。

①符計算いらない!もっとやれ!(過激派)

②符計算は確かに現代麻雀では不要かも。改革するならいらないけど、現実としては符計算ありが普及しているので、今さら変えるのは面倒くさいし、団体やお店も変わらないので、現状が続くんじゃないかなあ。(中庸派)

③符計算は麻雀の醍醐味。符計算のない麻雀など到底考えられません。
(保守派

えーと、あれだけ前回、符計算をdisっておいてアレなんですが・・・
実は僕は中庸派です。別に符計算出来ますし、やりたきゃ勝手に覚えればいいと思いますし、何より僕の主戦場は符計算とは得点体系が別の中国麻将(国際公式ルール)です。
(ニホンマージャンハエイエンニフケイサンデキマセンロンソウヤッテレバイインジャナイデスカネー)

でもまあ僕が尊敬…その才能に嫉妬している存在である「ぴんふさん」「どうしても符計算でマウント取るやつらをギャフンといわせたい」らしく、代わりに筆を執ったわけです。過激なのはぴんふさんです。

なので、今回も「符計算は麻雀の醍醐味」の保守派に対して火炎瓶を投げつけたいと思います。

「符計算の醍醐味」とは何と定義したらいいでしょうか。いろいろあると思いますが、とりあえず「符ハネによる得点アップ」と定義しましょう。

いうて符ハネって、門前加符がほとんどじゃないですか?

1000点の手を1300や1600にしても旨味がないでしょう。
3翻つまり3900の手が5200になるのが嬉しいんでしょう?

ウェルネスルールだと、門前ロンのタンヤオドラ2が5200ではなくて4000になって寂しいですよね、わかります。

画像1

そんなん、門前と副露で得点を変えればいいじゃないですか!

副露1000-2000-4000
門前1200-2400-4800(1600-3200-6400でもなんでもいい)

とかやれば解決するじゃないですか!

だいたい和了の8割ぐらいは30符か40符です。残りはだいたい平和自摸で、50符とかレアケースですし、60符以上なんか槓しないと出ないのでそれこそ槓したら暗槓1翻、明槓0.5翻でいいじゃないですか。

平和が強くなる?強ければ平和を狙えばいいだけのことですし、どうしても弱体化したければ、副露の列で計算する例外規則を作ればいいだけの話です(個人的には美しくないので例外作りたくない)。対々和が安くなる?3翻にするか安ければ狙わなければいいだけ

そもそも現在の麻雀って、役の強さと出現率のバランスって調和していると思いますか?誰がどう考えてもリーチが壊れ役過ぎるでしょう。ついでに言えば、役牌と喰いタンと混一色も壊れ役です。喰いタンの代わりに平和が強くなっても構わないでしょうに。

・・・まとめます。

①現在の麻雀はほぼ30符か40符しか使っていない。であれば2種類の得点列を用意すれば解決する。門前加符以外で符ハネはレアケース。

②現在の麻雀はバランスが崩れている。どうせ崩れているなら多少バランスをいじっても問題ない。それに対応した新戦術が生まれるだけ。

でも、役牌暗刻のもういっこ刻子があって・・・そんなんケチくさいです。どうせ3翻なければクズみたいな手です。ドラ赤ドラ裏ドラのインフレルールはリーチ打って満貫狙いましょう。符計算の醍醐味ならアルシーアル麻雀打った方が確実に面白いです。

「しらぎく麻雀」でもアルシーアルのCPU対戦が遊べます。面白いですよ!

https://www.marguerite.jp/Nihongo/Games/%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%8E%E3%81%8F%E9%BA%BB%E9%9B%80/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%A1%E3%83%AB%E9%BA%BB%E9%9B%80.html



【結論】
符計算が麻雀の醍醐味というひとはアルシーアル打ちましょう。
インフレルールの現代麻雀では符計算は時代遅れです。

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