OATP1B1を阻害するシクロスポリンの併用で、スタチンのLDL-C低下作用とミオパチーリスクはどうなりますか
〇はじめに
シクロスポリンはOATP1B1阻害作用を持ち、スタチンの血中濃度を上昇させます。
そのため、シクロスポリン服用時にスタチンは減量して使用されますが、スタチンの治療効果とミオパチー発生にどのように影響するのでしょうか。
今回の記事では、OATP1B1阻害薬併用時の低用量スタチンの効果と安全性について、OATP1B1遺伝子多型の研究を参考に考察したいと思います。
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