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小青竜湯を始めとした麻黄を含む漢方はアレルギー性鼻炎に有効ですか

〇はじめに
アレルギー性鼻炎の治療は、抗ヒスタミンや抗ロイコトリエン薬、ステロイド点鼻を用いるのが今日の主流です。漢方はレスキューとしての位置づけです。しかしながら抗ヒスタミンでは眠気が強くて…と小青竜湯を好む患者さんもあります。いったい、小青竜湯にはどんなエビデンスがあるのでしょう。また漢方で小青竜湯以外の選択肢はあるのでしょうか。麻黄剤を併用する場合の注意は何でしょうか。記事ではこの3点を解説します。

ゆき「花粉症と言えば小青竜湯ですね。その他の漢方処方も時々みかけますが、選択する基準が分からないです…」
さくら「漢方にもEBM的な視点は大事、小青竜湯の定量的な効果を確認しておこう。その他の漢方の使い分けも概略を説明するね。」

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