COVID-19感染者に対する差別をやめよう

 新型コロナウイルス感染症、周りにかかっている人を見ないといいますが、かなりの割合で「感染したことを隠している」と思われます。サラリーマンだと、長期休むので感染したことを伝えていることが多いです。(職場での追跡調査のため)しかし、近所の人には言っていないことが多いのではないでしょうか。学校の場合は、誰が感染したのかわからないようにし、行政の側も休校情報も解除したら休校があったことも削除するところもあります。

 新型コロナウイルス感染症にかかったことのある人は非常にたくさんいます。2022年1月29日現在では感染者数は人口の2%(沖縄5%、東京4%、大阪3%(地方では1%台以下))が感染している計算になります。

内閣官房 全国の感染者数


 となると。首都圏や関西の都市部・沖縄では頻繁に患者さんと接している医療従事者でなくても、知り合いの知り合いの範囲で感染者がいると考えても不自然ではありません。

 それでは、なぜ、感染者が周りにいないと思えるのでしょう?

 感染した人が感染したことを隠すからと考えられます。
感染したら、よこしまなことをした犯罪者のような扱いを受ける(SNS上では感染した人の言動を伝える投稿があります。)ので、感染しても公表できない空気が存在します。

 SARS-CoV2ウイルスの厄介なところは、
 ほどほどの致死率(致死率が高すぎると広がらない、低すぎてかかった人全員がちょっと休めば治る軽症で終わるものならここまで警戒しないでもいい)
 高い感染力(人とのつながりを断絶させるほどの感染力の高さ 
人との接触人園関係の潤滑油となる”ここだけの話”を悪とみなすほどの感染力の高さ)

です。
 悪いのは人との会食、飲み会という風潮に流れがちですが、もとを辿れば悪いのはウイルスです。
 そこは抑えておきましょう。


 




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