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【イベントレポート】LLM Night〜LLMチャット&ボイスボットのUX改善戦略

こんにちは、尾崎(@FooOzaki)です。 PharmaXでは、月1ペースでテックイベントを開催しています。

8月は「LLM Night〜LLMチャット&ボイスボットのUX改善戦略」というテーマでイベントを開催し、チャットボット、ボイスボットを構築されている各社がUXをどのように改善しているか、今後どのように改善していきたいのかなどの実践的な内容をお話しいただきました。 本記事では、そのイベントで話し合われた内容をご紹介します。


株式会社ROXX

登壇者: CTO 松本宏太様

中央大学理工学部情報工学科卒業。在学中に学生向けクーポンサービスの立ち上げ。ソーシャルゲーム企業でサーバサイドエンジニアやベトナム子会社立ち上げ、シード企業を対象とした、技術・資金の投資支援事業の技術担当者などを経験。ROXXにCTOでは全方面のエンジニアリングや技術組織の統括、採用広報含めた採用全般、情報セキュリティ、データ基盤の整理などを行ってきた。最近はLLMを使って色々やっている。

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LTタイトル: UXを考えるうえでのLLMと非LLMのバランスをどう見極めてサービスを立ち上げていくか?

AIによる対話システムを考えるときに重要なのは、ユーザはどういう期待値でアプリケーションを触るのか?というところに合わせることだと思います。ボットの種類による期待値の比較を行った上でどこをコアにするべきか、またそれをどの順番で作って検証していくことでサービスとして立ち上げていくのかをお話しようと思います。


株式会社IVRy

登壇者: プリンシパルAIエンジニア べいえりあ様

ミシガン大学物理学博士課程修了。ニューヨーク大学データサイエンス修士課程修了。Goldman Sachs、Facebook AI Researchでのインターンを経た後、IBM Research、Googleでの機械翻訳、情報抽出、対話システムの研究開発などを経て現職。IVRyでは主に対話システムの設計、開発を行っている。

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LTタイトル: その「人間らしさ」、本当に必要ですか?~タスクにあわせた対話評価指標定義のススメ~

AIを用いたボイスボットを作る上で人は「まるで人間と話しているかのようなUX」を求めてしまいがちだと思うのですが、その「人間らしさ」がプロダクトにとって最重要な指標であるか否かは、そのプロダクトが解きたい課題に依存するのではないかと思います。今回のLTでは、課題にあわせて対話の評価指標を変えていくことの重要性を、社内での失敗談も交えてお話しようと思います。


PharmaX株式会社

登壇者:取締役・エンジニアリング責任者 上野彰大


東京大学農学生命科学研究科卒業。大阪府堺市出身。新卒でIGPI(経営共創基盤)に入社し、2018年12月にPharmaX株式会社(旧・株式会社YOJO Technologies)を共同創業。全社戦略、エンジニアリング責任者。趣味でエンジニアリング勉強会を数年続けている。得意なのは、統計、機械学習、データ分析。

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LTタイトル:マルチエージェントLLMチャットアプリケーションの精度&レスポンス速度向上戦略

PharmaXのLLMチャットボットは、エージェントが複数協調して動く、マルチエージェント構成になっています。そのため、メッセージの受信から送信までに多段で処理がなされ、レスポンス速度には限界があります。ただし、多段構成を取っていることや、処理に時間がかかってしまうことにはやむを得ない理由もあります。今後どのようにUXを改善していこうとしているのかを、特にレスポンス速度の向上に焦点を当ててお話します。


アーカイブ動画(LLM Night〜LLMチャット&ボイスボットのUX改善戦略)

アーカイブ動画もございますので、ぜひご覧になってください。

次回イベントのお知らせ

9/11に『成長フェーズスタートアップでの開発生産性向上の取組み』というイベントを開催予定です。

先着順ですので、お早めに参加の申し込みをお願いいたします。


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