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BMS、アベクマが良好な成績。KarMMa-3 試験トップライン結果発表

ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMS)と2seventy bio社は2022年8月16日、KarMMa-3試験(第3相非盲検多施設共同国際共同無作為化試験)で肯定的なトップラインの結果を発表。

同試験は、2~4レジメンの前治療歴を持ち、直近の治療に難治性だった再発と難治性の多発性骨髄腫の成人患者に対し、アベクマ(一般名:イデカブタゲン ビクルユーセル)と標準併用レジメンを比較評価したもの。同試験は、多発性骨髄腫でCAR-T細胞療法を評価した初の無作為化臨床試験となる。

同試験では、主要評価項目となる無増悪生存期間が統計学的に有意な改善を達成したという。また、標準レジメンと比較しても、主な副次評価項目の奏効率でも改善を示した。別の副次評価項目の全生存期間の追跡調査は、現在、継続中。

安全性結果は、ピボタルなKarMMa試験でこれまでに示された、アベクマの十分に確立された予測可能な安全性プロファイルと一貫する。同試験では新たな安全性シグナルは認められていない。

 

 

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