鳥居、第１四半期業績、売上高231億円、四半期利益18億円。アレルゲン領域・コレクチムが好調

鳥居薬品は7月29日、2022年12月期決算を発表した、売上高231億200万円、営業利益26億8200万円、経常利益24億6800万円（対前年同四半期増減率50.％）、四半期純利益18億4500万円（同48.3％）。

売上高は薬価改定等の影響をうけたが、アレルゲン領域、皮膚疾患領域で販売数が増加した。

通期業績予想は上方修正。売上高498億円、営業利益62億円、経常利益61億円、当期純利益44億円。ミティキュア ダニ舌下錠やコレクチム軟膏の販売が好調なため。

■主な製品の売上高

＜腎・透析領域＞
高リン血症治療剤・鉄欠乏性貧血治療剤リオナ錠　32億3200万円
透析患者における経口掻痒改善剤レミッチ17億8100万円

＜皮膚疾患領域＞
外用JAK阻害剤コレクチム軟膏26億8400万円
外用副腎皮質ホルモン剤20億3900万円

＜アレルゲン領域＞
アレルゲン免疫療法薬シダキュア スギ花粉舌下錠43億700万円
アレルゲン免疫療法薬ミティキュア ダニ舌下錠39億9500万円