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武田薬品、CHAMPから4価デング熱ワクチンTAK-003承認推奨取得

武田薬品工業は2022年10月14日、欧州医薬品庁(EMA)・欧州医薬品評価委員会(CHAMP)とEU-M3allに参加するデング熱流行国から、デング熱ワクチンTAK-003(開発コード)の承認を推奨したと発表した。同剤は4種すべてのデングウイルス血清型で引き起こされるデング熱の予防を目的に、4歳以上を接種対象とするデング熱ワクチン候補。欧州での承認は最終段階にある。今後数カ月以内にEMAから製造販売承認を見込む。また、デング熱流行国であるラテンアメリカやアジア地域でも審査が進行中。

2022年8月に、同社のデング熱ワクチンQDENGA(4価弱毒生デング熱ワクチン、TAK-003)は、インドネシア国家医薬品食品管理庁(Badan Pengawas Obat dan Makanan:BPOM)から、4種すべてのデングウイルス血清型により引き起こされるデング熱の予防を目的に、6~45歳を接種対象として承認された。TAK-003はインドネシア以外ではまだ承認されていない。同社は他のデング熱流行国と非流行国でも申請を予定する。

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