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メディパルHD、阪大発ベンチャー・ファンペップとペプチド開発で提携契約締結。


メディパルHDは2022年8月18日、大阪大学大学院医学系研究科発のベンチャー企業・ファンペップと、抗体誘導ペプチドに関する提携契約を締結したと発表。同社は同提携契約に基づき、ファンペップが開発中の抗IL-23抗体誘導ペプチドのFPP005を製品開発投資として選定した。

同社は。ファンペップに契約一時金のほか、研究開発協力金の支払いを実施し、研究を支援している。また、ファンペップが導出先の製薬会社から受け取る契約一時金や開発マイルストーン収入の一部を受け取る権利を持つ。

【FPP005】
抗体誘導ペプチドは、体内で抗体産生を誘導することで治療効果を持つペプチド治療ワクチン。バイオ製造施設で製造する抗体医薬品とは異なり、化学合成で製造が可能で、製造コストを抑制できる。FPP005の標的タンパク質のIL-23 は、尋常性乾癬、関節症性乾癬、クローン病及び潰瘍性大腸炎等の様々な炎症性疾患の病態に重要な役割を担う。FPP005 は2023年の臨床試験開始に向けて前臨床試験が進行中。


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