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富士製薬、264億円の増収ウトロゲスタンが寄与

富士製薬工業は2022年8月5日、2022年9月期 第3四半期決算短日本基準〕(連結)を発表。売上高264億7000万円(対前年同四半期増減率3.8%増)、営業利益36億1200万円(同0.3%増)、経常利益38億2800万円(同6.2%増)四半期純利益26億4200待万円(同0%)と増収、経常は微増、純利益は横這い。通期業績は売上高359億円(対前期増減率10.2%増)、営業利益34億9000万円(同4.2%増)、経常利益35億4000万円(同8.9%増)、当期純利益(親会社株主帰属)25億6200万円(同5.3%増)を見込む。

重点領域の産婦人科領域は、2022年4月に不妊治療として収載された天然型黄体ホルモン製剤ウトロゲスタン腟用カプセル200㎎は前年同期比(旧会計基準)11.9%増の7億3200万円。ジェネリック医薬品は、子宮内膜症治療剤ジエノゲスト錠、緊急避妊剤レボノルゲストレル錠、経口避妊剤ファボワール錠、経口避妊剤ラベルフィーユ錠を中心にシェア拡大を図る。主要製品の需要増加に対応し、富山工場内にホルモン錠剤を製造する新錠剤棟を建設。2023年から本格稼働の予定。

2021年12月に、日本製薬からフォリアミン(注射液、錠剤、散剤100mg/g、サルプレップ®配合内用液、ミンクリア内用散布液0.8%、オスバン消毒液(0.025%、0.05%、0.1%、10%、オスバンラビング)」の計4製品について製造販売承認を承継する資産譲渡契約を締結。


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