ラクオリア創薬、第２四半期決算。韓国導出先好調で増収・増益

ラクオリア創薬は2022年８月15日、2022年12月期第２四半期決算〔日本基準〕（連結）を発表。売上高14億4700万円（対前年同四半期増減率9.6%増）、営業利益５億5100万円（同9.6％増）、経常利益６億8100万円（同57.4％増）、四半期純利益（親会社株主帰属）４億6900万円（同55.0％増）と、増収・二桁増益。通期業績は、売上高26億500万円（対前期増減率 -6.2％減）、営業利益４億2000万円（同 -40.6%減）、当期純利益（親会社株主帰属）３億4200万円（同 -54.7％）と、減収・減益を見込む。

主な事業収益は、マイルストン収入４億3400万円（前年同四半期比 -42.0%減）、販売ロイラルティ収入６億9900万円（同43.2％増）。事業費用は事業原価１億400万円（同-40.2％減）、研究開発費５億2800万円（同6.4％増）、その他の販管費２億6200万円（同 -21.4％減）。

韓国・HKイノエン社が韓国内で販売中の胃食道逆流症治療薬K-CAB（一般名：tegoprazan、以下K-CAB）の販売が好調。中国でもHKイノエン社がライセンス先のShandong Luoxin Pharmaceutical Group Stock Co.,Ltd.（本社：中国山東省）が2022年４月、中国当局からびらん性胃食道逆流症を適応疾患とした承認を取得し、販売を開始。また、HKイノエン社は、Dr. Reddy's Laboratories（本社：インドハイデラバード市）と、インドを含め、アジア、東欧およびアフリカなど７か国へのライセンス契約を締結。それに伴いマイルストン達成に伴う一時金を受領した。