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アステラス、米・Taysha Gene Therapiesと戦略的提携締結-アデノ随伴ウイルス(AAV)遺伝子治療プログラムで
アステラスは2022年10月25日、米・Taysha Gene Therapies, Inc.(本社:米国テキサス州)と、アデノ随伴ウイルス(AAV)遺伝子治療プログラムに関する戦略的提携契約を締結したと発表した。
アステラス製薬は、Taysha社の発行済普通株式15%と、2つの臨床段階のプログラム(TSHA-102、TSHA-120)の独占的なライセンスの独占的オプション権とTaysha社の経営権の特定権利を、総額5000万米ドルで取得する。
オプション権が行使すれば、アステラス製薬が持つ遺伝子治療領域でのグローバルな研究開発など、Taysha社の中枢神経系のAAV遺伝子治療プログラムに適用することが可能になる。
Taysha社は、単一の遺伝子の変異が関与する中枢神経系疾患領域で、髄腔内に投与するAAV遺伝子治療の開発に取り組み、レット症候群の治療薬として開発中の遺伝子治療薬TSHA-102や、巨大軸索性ニューロパチーの治療薬として第1/2相段階のTSHA-120などの、有望なパイプラインを持つ。
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