日本ケミファ、第1四半期決算、売上高84億円、営業利益1億の増収・増益。GE品代替需要で好調

日本ケミファは7月29日、2023年第1四半期の連結業績を発表した。売上高84億2500万円、営業利益1億7500万円、経常利益5億1400万円の増収・増益。通期業績35億円を見込む。

ジェネリック(GE)医薬品は薬価改定の影響を受けたものの、他社の品質問題による代替需要や、近年発売品が寄与し、10.8%(対前年同期比)増の84億円となった。一方、主力品・新薬は、ドロップスクリーンが好調。31.1%増(同)の増収。これにより、医薬品事業の売上高は11.3%(同)増の82億1400万円。

医薬品事業以外では、非臨床試験及び臨床試験を受託する子会社の受注が堅調。6.6%(同)増の2億1000万円となった。利益面は、薬価改定による原価率の上昇があったものの、売上高の増収により、1億7500万円の増益。


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