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アンジェス、HGF遺伝子治療用製品コラテジェンの適応追加は開発中止-プラセボ群に対して有意差でず

アンジェスは2022年9月7日、開発中のHGF遺伝子治療用製品コラテジェン(一般名:ベペルミノゲンペルプラスミド)の慢性動脈閉塞症における安静時疼痛の適応追加について国内開発中止を発表した。

同社では、同剤の慢性動脈閉塞症の安静時疼痛への適応追加のため、第3相臨床試験の投与を完了。データ分析の結果、安静時疼痛についての主要評価項目の二重盲検試験期(ステージ1)の中で、12週後の安静時疼痛(VAS)の投与前値からの変化量でプラセボ群に対して有意差がでなかった。そのため適応追加についての国内開発の中止したという。

なお、国内では、慢性動脈閉塞症の下肢潰瘍の改善を効能・効果とする承認取得に向け申請の準備を進めている。 さらに、米国でも、下肢潰瘍を持つ慢性動脈閉塞を対象とした後期第2相臨床試験を継続している。

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