MSD、キイトルーダ/LENVIMA併用療法で切除不能肝細胞がんの一次治療第3相試験で主要評価項目達成できず
MSDは2022年8月18日、切除不能肝細胞がんの一次治療についてKEYTRUDA(一般名:ペムブロリズマブ)とLENVIMA(同:レンバチニブ)の併用療法と、LENVIMA単剤療法を比較評価した臨床第3相EAP-002試験で、全生存期間(Overall Survival:OS)と無増悪生存期間(Progression-Free Survival: PFS)の両面で主要評価項目を達成できなかったと発表。
同併用療法のOSとPFSは、LENVIMA単剤療法で改善傾向を示したが、事前に設定した統計学的有意性の基準を満たせず。LEAP-002試験では、LENVIMA単剤療法群のOS中央値が、切除不能肝細胞がんで同療法で報告される値よりも延長された。
同併用療法の安全性プロファイルは、これまでの本併用療法について報告されているデータと一貫している。同本試験結果の詳細は、今後の学会で発表予定。