Exective summary
このガイドラインはどんなことをいっているのでしょうね。
簡単にいうと、
「お前ら、結構デジタルに頼ってるやんけ!」
「テキトーに使うなよ!教えてやるさかいに!」
です。
世の中、情報を集めたり、記録したりするのに、ペンと紙はあまり使わなくなったよね。
でも、臨床試験って、ついこの間まで、まだまだペンでサインしないとだめとかが、フツー。
なぜなら、仕事の本質がお役所相手だから。
お役所様は、新しい技術が古い技術と同等であることを求めますからね。
正直、固定電話からLINE通話に代わっても、だれも違和感ないですよね。
でも、紙で患者さんからとっていた同意書の署名を、タブレットにしたとたん、
「これホントーですかぁ???('∀')」
「はい、ほんとに本人です(-_-;)」
「証拠あるのぉ??(σº∀º)σ」
ってなるわけです。
こんな風にいわれないために、臨床試験でデジタルを使う際に
「こういうことしておいたら、信用してあげる」
ということを教えてあげよう、というありがたい教えが書いてあるよー、っていうことが、この章で書かれてます。
責任逃れのために明確な指針を出さず、後出しじゃんけんしてくるどこぞの国の規制当局よりは、よほど真摯さを感じます。
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