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自分の開発環境を用意するのは誰の仕事か

 Kanazawa.rb meetup #68 に参加した。

 今回は『開発環境について』ということでキーボード・ディスプレイ・通知の「人間とコンピューターのインタフェイス・間について」を俺のテーマとして3本話した。

 某社にてPCが割り当てられたのだがなんとオーディオなしだった(今思えば健康診断に聴覚がなかった気がする…そんなコース選べたのがすごいよな)。

 いざ音のまったくでないPCが割り当てられると不便さにびっくりした。エラー音や警告音のでないPCてこんなにも静かでイマイチなのかとびっくりさせられる。

 といっても自分でその環境をどうこうする権利は一切ないのだ。プログラムを数行書いたことあるかないかのシステム部が調達したPCが割り当てられるだけで、それをどうだこうだする権利は一切ない。

 もちろん会社が用意した環境で成果を出すことを求めらるというのは原則そうなんだろうが、これは誰がどうやって決めているのか?決めるべくなのか?は必ず現場に立つ人間が議論に参加できるようにすべきだ。他部署の人間が妄想で推し量ってあてがうようなことはナシだ。

 そして完全にソフトだけのプログラミング業界ほど開発環境を用意するのに金がかからない業界はなかなか無い。例えば新しい工場や新しい素材を試すようなことはほとんどないはず。そこがまた職場以外でも手を動かしてるヤツが強い所以である。なので職場以外でも開発環境ちゃんと用意できるやつが強いのである。

 「開発環境を用意するのは自分の仕事だ。そのためなら転職も辞さない。」ってのがまず原則としてあってそこから考えるべきではないか。

 とか言っておいてキーボードがどうとかディスプレイがどうだのなんて些細な問題であって、有給とっても会社が少々赤字でもサラリーが支払わられる環境が最強だとは思うよ…。その「いろいろと考えなくてもいい環境」と何をトレードオフしてるかを真面目に考えたらよっぽど儲かってないかぎりフリーランスなんてやってねーよな。「いちばんいいのはサラリーマン!」


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