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α900を買ってしまったお話(再掲)

Aマウントは呪いの装備

さて、この記事を書く前に4ヶ月間に渡って原稿用紙15枚分もの長さの記事を書いてました。
ですがあまりにも長過ぎたのでボツにしましたw
まぁ内容としてはα900とLA-EA5の話なのですが、LA-EA5の話は追々しましょうね。

SONY α900とは私が初めて自分のカメラα200を買った年、2008年に発売したSONY初のフルサイズイメージセンサーを搭載した一眼レフカメラです。当時、お金のなかった私にはとてもじゃないですが買えない高級一眼レフカメラで、そのファインダーや剛性感、シャッター音などにとても憧れを抱いていました。
で、Aマウント機材一式を2018年にすべて手放してから2年。再びAマウントボディを買ってしまいました。結局、手放してもまた戻ってくる運命なんですね、Aマウントは・・・w

初めてかった一眼レフカメラ α200

α900を手に入れた

α900。2460万画素フルサイズCMOSセンサー、秒間5コマ、ボディ内手ブレ補正、そして何より視野率100%のペンタプリズムファインダー。ファインダーを除けばスペック的にはα7Ⅱと同じような感じですが何を隠そうこのペンタプリズムファインダーこそがα900の至高で官能的な部分なのです。
今回私が購入した個体はメーカーロゴ部分に不思議な塗装ムラ(上から違う塗装をした?)がありましたが、外装はかなりキレイで、総シャッター回数3700回、FW1.00という2008年からタイムスリップしたような個体で、ファインダーもクリアでとても状態のいいものでした。

縦位置グリップ付きα900。かっこいい

楽しい一眼レフカメラライフ

α7RⅣの美しいEVFに慣れてしまった身としては例えばα200のOVFは井戸の底だし、α55やα7のEVFはな~んか白っぽいし・・・久々に使うと違和感を感じます。逆にフィルムカメラのMINOLTA X-700やXD、SR-T SUPERを使うときは割り切れるんですけどねw
なのでα7RⅣ以外の一眼を使うときはどうもモチベーションが上がらない事が多々ありましたが、さすが至高のOVFを積んだα900はファインダーをの沿いたときから「うぉぉぉぉ!!撮るぞぉぉぉぉ!」とヤル気にさせてくれますw
ズッシリとしたボディはそのよく考えられたグリップとともに手に馴染み、シャッターを切るごとに自分がまるでプロカメラマンになって世界を切り取っているかのような感覚にさせてくれます。(仰々しい)

α900+SAL24F20Z

α900購入と共に増えるAマウントレンズ群

折角至高のα900を買ったのだから・・・と久々にAマウントレンズ漁りをしてみたら私がメインで使っていたときよりレンズ全体の中古相場がかなり下がっていてお買い得感がすごく、さらに悪魔の輪っかであるLA-EA5の存在が財布の紐を緩めるのに拍車をかけ、結局20本近いAマウントレンズを買う羽目に・・・( ;∀;)
更に折角Aマウントレンズが充実してきたのだからフィルムカメラも欲しいなぁとなってしまって・・MINOLTA α-7が手元にあるにも関わらずMINOLTA α-9まで買ってしまう始末。
これはマジで破滅の刃!

AマウントCarl Zeissレンズコンプリート(白目)

まとまらないまとめ

まぁα900自体はいつか程度の良いものを手に入れられれば・・・とは思っていたので買ったこと自体は後悔ありません。
けどまさかα900を買ったあとにいくらα7RⅣで使えるようになるLA-EA5があるからってMINOLTA珍レンズ群の
MINOLTA AF SOFT FOCUS 100mm F2.8
MINOLTA(SONY) 135mm F2.8 [T4.5]STF
MINOLTA AF REFLEX 500mm F8
が手元に揃うとは思いませんでした・・・w

α900は現在、SONYでの修理サポートは終了しており、尚且このカメラ特有の持病もあるので大切に使っていかないといけません。小さめの不具合ならば直せるカメラ修理店もあるでしょうが・・・デジタルカメラを維持していくのは難しいですね。
あと上でも書きましたがα900は2008年発売のカメラ。すでに13年近く経っていますのでα900に使える小物がほぼ見つからなくなってるのが個人的には辛いところ。例えばレリーズケーブルなんかは現行製品の「RM-VPR1」が対応していたり、リモートコマンダーの「RMT-DSLR2」なんかも現行製品として売られていますが、アイピースカップの「FDA-EP4AM」は生産終了し、もう何処にも売ってません。またα900はフォーカススクリーンが3種ほどあって交換もできたのですが、中でもスーパースフェリカルアキュートマットのM型スクリーンはほぼ市場に出てこず、出てきてもなかなかいいお値段がします。
このように今からα900を使い始めると、絶対に壊せないし、絶対に小物パーツをなくせない・・・ハラハラドキドキしながら使わないといけないのですww

とは言えそれを補って余りある素晴らしいカメラがα900なので、これからも大切に酷使していきます(^o^;)

α900+α99

2021年4月22日投稿

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