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人はモノを直接操作したい……Apple Watchのバッテリー残量を確認するときに感じたこと

Apple Watch シリーズ4をまだ使っている

Apple Watch のシリーズ9 が発売されましたが、私はシリーズ4をまだ使っています。
新しいものが欲しくないと言えば嘘になりますが、それでも自分の使い方から考えると無理に買い替えなくてもいいかなぁと考えています。
OSをアップデートすればそれなりに使えているという感じです。
たださすがにバッテリーの持ちが悪くなりました。購入当初は2日ほどもったバッテリーが今は一日なんとか持つか? という感じになっています。特に WatchOS10にしてからは持ちが悪くなったようです。

Apple Watch の充電は早朝の2時間ほどに

自分は睡眠の記録をとっているので Apple Watch をしたまま寝るようにしています。……その記録を見るかというとそうでもないのですが……。
そのため、充電は早朝に行っています。
私は、普段4時おきで色々なことをやりますので、4時に起きてやりたいことをやって6時半になるくらいまで充電しています。
本当は、腕にしたまま充電できるといいのですが、さすがにそれは現時点では無理です。……以前のゼンマイ式の腕時計の自動巻きのように腕にしたまま発電できるという仕掛けは作れないのでしょうか?

4時に起きて、Apple Watchを充電器に乗せ、いろいろやって6時30くらいになったら、Apple Watchを腕に着けて、朝食をとりに行くというのが日課になっています。

充電した後の残量の確認がわかりにくい

で、時々6時半になっても満充電にならないときがあります。遅く充電を始めたり、前日の残量が極端に少なくなっていたりするときです。
そのため、腕に着ける前にApple Watchの充電量を確認するようにしています。

100%まで充電されていればバッテリー残量を示すリングがとじられているのでいいのです。が、そうでないときがあります。90%から99%程度のときです。
バッテリーの寿命を伸ばすためにトリクル充電というのでしょうか、終わり頃になると充電スピードがおちるため、99%から100%になるまでに結構時間がかかります。
これが、結構困るのです。

  • バッテリー残量リングがとじている → 100%だから腕につけても困らない。

  • バッテリー残量リングが思い切って欠けている → まだ満充電には時間が必要だからあきらめてそのままにする。

  • バッテリー残量リングが少しだけ欠けている → 90%以下ならもう少し充電したいけど 99%なら腕につけても問題にはならないので腕につける。

3つ目のパターンだけは、判断に迷うわけです。
どうしても数値としてバッテリ残量を知りたいと思うわけです。

バッテリー残量を数値として確認する2つの方法

Apple Watch のバッテリー残量を数値として確認する方法は2つあります。(他にもあるようですが、私は次の2つの方法を使っています。

  1. 充電中のApple Watchのバッテリー残量を示すリングをタッチして残量を表示する。

  2. iPhone のバッテリー・ウィジェットを表示させて残量を確認する。

前者は、Apple Watch を使っている人ならよくわかるかと思います。
後者の方は、iPhone の最初のホーム画面の1枚目を右スワイプすると現れる「今日の表示」にバッテリーを表示させるウィジェットを置けば見ることができます。

ウィジェットの追加を簡単に記しておきます。

  • ホーム画面の1枚目を表示

  • 右スワイプ →「今日の表示」が表示される。

  • 「編集」をタップ → 左上に「+」マークが表示される。

  • 「+」をタップ → ウィジェットの候補が表示される。

  • スクロールして「バッテリー」をタップ → 3種類のウィジェットが選べるようになる。

  • 好きなサイズのバッテリー・ウィジェットを表示して「ウィジェットを追加」をタップ → 「今日の表示」画面が再度表示される。

  • 追加するウィジェットが特になければ右上の「完了」をタップ

なぜか Apple Watch でバッテリー残量を確認したくなる。

ウィジェットの追加の方法を記したのですが、どういうわけか、iPhoneのウィジェットでバッテリー残量を確認する方法は使わないようになりました。
朝食をとりに階下に降りようとするときは、充電中のApple Watch の画面に表示されているバッテリー残量を示すリングをタップしてしまいます。

なぜなのか考えてみました。

手順が少ない方法を選ぶ?

Apple Watchを操作するほうが手順が少なくていいからなのでしょうか? 
Apple Watch で確認する場合は、

  1. タッチして画面表示

  2. リングをタッチしてバッテリー残量の確認
    の2ステップです。

iPhoneのウィジェットで確認する場合は、

  1. タップしてロック画面表示

  2. 上にスワイプしてロック解除

  3. アプリ画面が表示されたら再度上にスワイプしてホーム画面表示(不要のときもある)

  4. ホーム画面を右にスワイプしてバッテリー残量の確認
    の3ステップ、または4ステップです。

確かにiPhoneの方が手順が多いといえば多いのですが、3番めの操作は不要になることもあります。そして、慣れれば自然に指が動きますから、そう手順が多いとは言い切れない気がします。
手順が多いからiPhoneを操作するのが面倒というほどの思いが自信の中にあるようには思えません。理由はほかにありそうです。

モノを直接操作したい

それよりも大きいのは、モノを直接操作したいという本能があるからじゃないか? と思えてきました。
Apple Watch のバッテリー残量を調べたいのだからApple Watchを操作すればいいということなのです。
iPhoneでもたしかに確認はでますが、それは、間接的というかリモート操作というか、ダイレクト感がない! って感じがするのです。
「隔靴掻痒」といってもいいのかもしれません。

考えてみれば、パソコンで作った文章の推敲はディスプレイでやるよりもプリンタで打ち出した紙でやる方がいい感じがします。誤字・脱字、文章表現の修正は紙でやる方が確実にやりやすいと感じています。直接紙を扱うほうがいいのです。

また、ガンプラを作る部屋の電灯やエアブラシ、塗装ブース、扇風機の電源はAmazonのAlexaを使って音声コントロールできるのですが、つい直接、スイッチを押したくなります。
「Alexa、エアブラシをOFF」というよりも、机の下の奥においてあるエアブラシのスイッチを押したくなるのです。(そちらのほうが明らかに面倒なのにです。)
「Alexa、プラモ部屋をOFF」といえば、全てがOFFにできるのに、それよりもここにスイッチを切る方に魅力を感じてしまうのです。

IT機器によって、いろいろなことができるようになりました。けれども、モノを直接操作する良さってのは、便利さを越えることもあるんじゃないか? と思わずにはいられません。

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