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2月3日(日)〜8日(金) どこで生きようか

2月3日(日)

自分の日記、自分では面白いと思って書いてるけど、自分以外の人にもこれって本当に面白いのか、というのはあまりよくわかっていない。ともあれご購読ありがとうございます。僕は人の日記を読むのが好きです。

次はどこに住もう、というのを迷っていて、いろんな場所を見に行ったりしてるのだけど、今日は谷根千に行ってみることにして、そのあたりに住んでいる作家の海猫沢めろん先生に「ランチかお茶でもしませんか」と声をかけた。
めろん先生の家から出発し、八丈島寿司を食べ、乱歩ファンが来るという喫茶店でお茶を飲み、谷中墓地を歩き、日暮里の駅の向こうの銭湯に入り、春日まで歩いてとんかつ定食を食べ、本郷三丁目でお茶を飲んで、解散した。めっちゃ歩いた。このへんもいい場所だな。


人生、何したらいいですかねえ、みたいなことを話したりした。めろん先生は自分より少し年上で、結婚して子供もいるので、先を行く人の生き方を知りたい感じ。
「年取っても無頼でかっこいい感じにも憧れるけど、ベンジー(浅井健一)とかどんな感じなんでしょうか」
「ベンジーの日記読んだんだけど、子供が二人と妻がいて、妻に「もう別れましょう」とか言われたとき、「子どもたちが可愛そうだからやめようよ」とか言ってて、めっちゃ普通じゃん、って思った」
「それめっちゃ読みたいですね」
いやー、ベンジーといえば、人を殴りながらテキーラをラッパ飲みして、別に長生きなんてしたくないのさ、とかずっと言っててほしいけれど、そういうのは想像上のイメージで、ベンジーだって人間だからな。当たり前だけど。成熟のモデルケースが知りたい。

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