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声の記憶

多分私は声フェチなんだと思う。

歌を歌うと音痴だから耳がいいわけじゃないけど、音が好きだ。

しかし「どんな声が好き?」って聞かれるとパッと思い浮かばないし、その好きな声による萌えるようなセリフがあるわけでもない。その時のブームによる。

不思議なことに私を非難する声はいつも同じ声。そのシーンはたった一回のはずなのに、ずっとずっと目がプロジェクターになって頭の中に映し出されている。そうハイビジョン4Kで。

自分でも自分のことがはためんどくさい奴だなと思うし、そう言ってきたやつのこと見返してやればいいのに。見返すための努力はしたくない。好きだから、したい。

写真を撮るのも好きだったけど、「本当写真撮るの下手くそw」って言われてから、カメラを構えるのが怖くなった。

私は文章を書くのが好き。これだけは放っておいて欲しい。その人に見つからないように、このツールを使いながらも静かに書いている。

いつも投稿する前は怖い。

いつかその人に見つかってくだらないこと書いているって晒しあげられたりあの表現変だとか、言われるんじゃないかといつもその子の声で再生される。その再生を現実にしないように、よりリアルにしないようにいつからかその人とも距離を置くようになった。

私はいつも怖くなる。



こんなこと考えていたら気分上がらなくなってきた。

できればcv:木村昴で「おまっ!!!超いいじゃん!!!」って肩抱かれた人生だったよ、とほほ。いや諦めない(白目)

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