Outriders[WS] テクノマンサー ロケラン+ミニガン ビルドガイド

挨拶

どーも。連日Outridersばっかり遊んでいるぷげらんです。
WorldSlayer は発売前の予想より遥かにレジェンダリーやアポカリプスのドロップ率が良かったのでビルドパーツが全くなくて遊べない、ということがない点を評価。

この記事ではアーリーアクセスから延々と擦り続けているテクノマンサーのディストラクションツールを軸としたビルドについて知見をまとめる形でビルドガイドらしきものを書いていきます。

ただ、現時点で既に一部ビルドのnerf予告が出ており、このビルドも影響を受ける可能性があります。
影響あった場合は追記・修正か別記事を作成しようと思います。

pros/cons

pros

  • 火力と耐久を両立できる

  • ディストラクションツール起動中は常時スーパーアーマーで快適

  • ロケランモードは爆風による範囲攻撃性能が対Mob処理に有効

  • ミニガンモードはDPSに優れ、対Boss処理に有効(例外あり)

  • 異常耐性除去による無限怯みハメ継続

  • 弾補充目的で回復スキルを使えるためマルチやってる感ある

  • バフや弾補充を目的としてスキルを使うためスキル回しが容易

cons

  • あくまで射撃攻撃なので射線を通す必要がある

  • 爆風に距離減衰や壁貫通減衰がありカバーしてくる敵がダルい

  • 斜めの地形で爆風が発生するとやたらダメージが減衰してイラっとくる

  • 特殊な仕様のスキルなため一部の火力バフ系MODを適用できない(クソ仕様)

  • 安定してゲームできる一方、安定し過ぎていて単調と感じるかも(個人差あり)

ビルドコンセプト

基本はNew Horizon時代の無限ロケランビルドの延長

WorldSlayer からはPAXツリーの追加により大幅強化が入った

PAXツリー

所謂(?)上の下ルート
  • イニシャルストライカー
    選択式で火力orアノマリーを10%バフ。素直に嬉しい。

  • リーサルデバイス
    兵器・装置属性のスキルから毒をバラ撒く。
    ロケラン・ミニガンから毒状態を付与できるのでMODユーサナイザーのダメージ倍率やクラスツリー毒撃の脆弱付与、ミニガン限定ながらMODトキシックリードによる弾補充など毒シナジーを採用できる。HP吸収(スキル)による地味回復も嬉しい。
    リフレッシュ時のダメージは毒状態の敵に毒を再度付与した場合がトリガーとなっている模様。ミニガンはRPMが高いのでしっかり弾を叩き込めるボス相手はそこそこダメージを期待できる。

  • ペインキラー
    攻撃を当てるとリジェネが入る。あって困ることはない。

  • ブレイクランク
    エリート敵の状態異常耐性を剥がす。
    ロケランモードの場合、すべての攻撃に妨害効果(敵を怯ませ、スキルの使用を妨害する)があるためエリート相手はあっという間に状態異常耐性を与えてしまい、肝心のタイミングでスキル妨害ができない・・・という課題があったが、これにより解決。
    結果としてロケランを使えば挙動の鈍い敵であれば最初から最後まで怯みハメし続けて何もさせずに倒してしまえる。

  • デプリーテッドコア
    兵器属性のスキルダメージがステータスパワーの100%分上昇する。
    今回の最重要ダメージバフ。ステータスパワーをガン積みする価値がある。
    ステータスパワーが30%であれば単純にダメージが1.3倍になる。
    装備Lv50の時点でステータスパワーのプロパティは1つ辺り30%なため、武器も含めると6カ所で210%となりダメージ3.1倍。とても強い。

    装備選定の基準となる要素。ステータスパワーのついていない装備は優先度が低下する。なお、ディストラクションツール向けセット装備のグリムインベンターにはステータスパワーがついていない。正気か?
    2022/07/13追記:アップデートによりグリムインベンターセットの一部プロパティが置換され、ステータスパワーが付与された。
    これで使えるか?と思ったけど付いてるMODが環境的に要らないようにも見える。グリムインベンター頭のMODロケットマンはクールダウン短縮を削れるのでアリそうだが、トレンシャルダウンボア頭のMODブレスインの方が良いかも。

スキル

  • ディストラクションツール
    本体。基本的には機動戦に対応しているロケランモードで運用することになる。機動戦が必須ではなくDPSが欲しい一部の戦場ではミニガンモードで運用することもできる。
    ミニガンモードはMODアップグレードガンにより耐性貫通+30%を稼げる他、MODアームアンドアノマリーのようなクリティカルヒット起点のバフ効果をトリガーできるため、ロケランモードに比べてアノマリーパワーを稼ぎ易く高RPMなためロケランモード比で高DPSにし易い。
    なお、武器MODメイジレイジもクリティカルヒット起点でアノマリーバフだがこちらはトリガーしない。
    ほぼ使わないミニガンモードにしか効果がないMODをどれだけ搭載するか?という問題もあるが全く効果のないMODよりはマシとも言える。

  • スクラップネル
    バフトリガー用スキル。基本的には適当に投げて兵器スキル発動起点のバフをトリガーするだけ。
    PAXデプリーテッドコアが載りそれなりのダメージを出せるため当たればラッキーくらいで運用している。
    ミニガンモード運用中は数少ない妨害効果となるため狙って当てに行く事になる。

  • フィクシングウェーブ
    回復スキル。MODクォーターマスターによりロケラン・ミニガンの弾も全補充できる。
    クールダウン短縮の上限が上がったことでクラスツリー発明家の30%カット、MODブレスインの20%カットまで含めると最速6.7秒で返ってくる。
    ロケランモードは初期状態だとマガジン4発で連射間隔が約1秒なためMODクォーターマスターによる無限ロケランを円滑に回すにはマガジンサイズを増やす必要がある。
    マガジンサイズが最も増えるのはMODバンフォーユアバックによる+4発、次点はMODロケットマンによる+3発。
    無印時代は最速でもクールダウン9.2秒だったので先述のMODを両方装備したマガジンサイズ11発の状態でなければ円滑に運用できなかったがクールダウン6.7秒なら話は別だ。MODバンフォーユアバックの+4発だけでも無限ロケランを回していける。
    逆に、マガジンサイズ11発で運用するのであればクラスツリー発明家やMODブレスインを外しても良いと言える。

防具選択

  • アノマリーパワーとステータスパワーの重要度が高い。

  • 無限ロケランを回すためにクールダウン短縮はサマリの表示上55.1%は欲しい。

上記2点を満たしつつ、有用なMODを選択していく。

画像は最適化途中のサンプルなので参考程度に。アポカリプス枠の都合、手持ちの装備でなんとかやりくりしていくところは大きい。
なお、ディストラクションツールには有益なセット装備が事実上存在せず、エピックのアポカリプス枠にもティア3MODが付き得るため最終的には全身エピックアポカリプスが最適と考えられる。

プロパティの優秀さとMODラディカルセラピーのシナジーを考慮してフレームリーパー頭を選択。
頭アポカリプス枠はフィクシングウェーブの回転率を上げるMODブレスインの他、容易にアノマリーパワーを稼げるMODアノマリーエコーや毒状態ダメージバフのMODユーサナイザーも候補にあるので自由度が高い。
自由枠MODには耐久面を考慮しMODミスターフィクシットを選択。
もしエピックアポカリプスでMODブレスイン、MODミスターフィクシット付きのものが出ればMODラディカルセラピーをMODユーサナイザーへ置き換えできる。

フレームリーパーセットの体でも良かったがMODがあまり有用ではなく、セットボーナスを有効化したくないためエピックを選択。
アポカリプス枠には画像にあるMODノーレジストフォーティファイはMODアンストッパブルフォースとのコンボが非常に強力でオススメだが、ディストラクションツールのマガジンサイズを最も増やせるMODバンフォーユアバックも可能性がある。
どちらか一方がアポカリプス枠、もう片方が通常枠についてくれるのがベストと考えている。
MODクレンジングウインドも状態異常耐性はたまに便利なので妥協しているがまだ最適化できる。

プロパティが都合良く、新MODビルレントコンパウンドがエリート限定ながらダメージバフを望めるためフレームリーパーを選択。
アポカリプス枠はあまり良いMODを見ていないためエピック堀りが必要かは現状解っていない。
MODクォーターマスターはコンセプトなので必須。

グローブはレジェンダリーの場合アノマリーパワーがつかないためエピックを選択。
MODデモリションマンはダメージ加算が良い数字なので有用度は高いがPAXデプリーテッドコアの補正は載らない部分なのでなくても良いかも。
アポカリプス枠にはMODデモリションマンの他、クールダウン50%カットの新MODフィードバックやクリティカル時にアノマリーパワーが上がるMODアームアンドアノマリー、エリート敵の数に応じてアノマリーパワーが上がるMODパワーアシミレイション辺りがある。
MODトランプルザウィークはブレスインの効果で弱体化を付与できるためダメージバフとして勘定できるため選択。
自由枠には耐久のためにMODダメージアブソーバーを選択。MODミスターフィクシットとクラスツリーの装甲強化と合わせることで高耐久性を実現できる。

ブーツのレジェンダリーはキャノンボールであればアノマリーパワーがついているが、ステータスパワーはついていないため選考漏れ。MODも弱いが、アポカリプスに良いMODがついていれば一先ずは使っていける。
ブーツのアポカリプス枠はMODアンストッパブルフォースが最も適している。ロケランのマガジンサイズ+3のMODロケットマンや、ミニガンの弾補充に使えるMODトキシックリードもブーツ枠には付き得る。
正直現状のMODはアンストッパブルフォース以外はどちらも無くて良いため、まだまだ最適化が進められる。

クールダウン短縮について

無印時代は防具1個あたりのクールダウン短縮の数字が小さかったため全身にガン積みしてようやくといったところだったが、装備Lvが上がるとクールダウン短縮の数字が3%刻みで上昇し、更にクールダウン短縮の上限値(55%)が設定されているためクールダウン短縮の要求量が低下している。

クールダウン短縮は装備Lv50で7.5%、Lv51で10.5%。
そこからLv+5ごとに上限が+3%ずつされていき
Lv56で13.5%、Lv61で16.5%、Lv66で19.5%となる。
Lv66の時点では2か所に19.5%を積んでアセンションのクールダウン短縮に8ポイント(3.6%)振れば上限の55%に到達する。

19.5×2+3.6だと42.6%で全然足りてないぞ・・・と思われるかもしれないが、サマリの表記クールダウン短縮は謎の係数が掛かっておりこれで何故か55.3%になる。計算上ではなくステータス画面上の数字が55%となっていればよい。

クラスツリー

自由に使えるリソースなのでMODとの兼ね合いで調整する余地がある。

耐久盛バージョン

クラスツリーはある程度自由に振れるのでMODとの兼ね合いで細かく調整できる。
上記はソロプレイの安定性を重視して最大限耐久を盛ったバージョン。
MODダメージアブソーバーとMODミスターフィクシットを併用する事で物理ダメージ軽減85%、耐性80%を達成できる。

耐久を落として脆弱を取る

火力を増やす場合はANETAプレートと装甲強化を落として毒撃を取得。
1確性能は変わらないが、PAXのリーサルデバイスで毒を付与できるため2発目以降のダメージアップに繋がる。ギリギリ3確だったところが2確に収まる可能性はある。
体力の多いエリートやボスには有効。

発明家を落として更なる火力アップ狙い

滅殺と後半部分の発明家を落として3ポイント確保。
浮いたポイントで処刑の標的を取得し脆弱効果をアップ、多分ミニガンモードに載るのでクリティカルダメージを追加、MODノーレジストフォーティファイで耐性貫通に変換できるためアーマー貫通を追加。
こうなるとフィクシングウェーブの回転が悪く、MODミスターフィクシットのダウンタイムが長くなり効果がやや薄くなると言える。いっそ耐久を切り捨てるという選択肢もある。

武器選択

基本的にディストラクションツールを構えているため武器は何でも良いが、装備中の武器のプロパティを参照するためアーマー貫通、ステータスパワーは必須。更にHP吸収(スキル)があれば良い、ということでレジェンダリーであれば画像のチャードランスや砂漠の後継者辺りが適するだろう。

武器MODに関しては新MODデスロノームが辛うじて効果がある程度。
全体ダメージバフのあるMODフォートレスやアーマー貫通を大幅に稼ぐMODファーストシングスファースト、クリティカルヒット時にアノマリーパワーを稼げる新MODメイジレイジは残念ながらディストラクションツール起動中は効果を得られなかった。

アセンション優先度

  1. アノマリーダメージ

  2. アノマリーパワー

  3. 耐性貫通

  4. アーマー貫通(MODノーレジストフォーティファイ前提)

  5. ステータスパワー

上記5点は火力への影響度が高い。耐久面を十分稼げているのであれば火力から優先する事になるだろう。
MODは良いがクールダウン短縮がない防具を使う場合はクールダウン短縮を振る事でスキルの回転率悪化を防げる可能性がある。
自由に振り直しが効くため、状況に合わせて振り直しすると良いだろう。

その他

フレームリーパーセット

毒を同じ敵に3回当てると毒が滅炎状態に変化し、DoTダメージが大幅に増加する・・・ハズだが、いくつかの問題があり意図的にフレームリーパーセットのセットボーナスが無効となるように調整している。

第一の問題は毒と滅炎が別の状態異常として扱われており、滅炎状態の敵にMODユーサナイザーやMODトキシックリードなどの毒状態参照効果が無効となる。
第二の問題として滅炎状態の敵には追加で毒状態を付与できなくなっている。毒状態を付与できないことでクラスツリー毒撃の脆弱付与ができなくなり、PAXリーサルデバイスの毒リフレッシュ時のダメージも発生しなくなる。

上記の問題は採用MOD、クラスツリーとの兼ね合いなため影響がない、あるいは小さい場合は無視しても良い。
PAXリーサルデバイスはダメージが微量なため無視してもよい。

フレームリーパーセットの防具は本来想定していないだろうが、ディストラクションツールビルドでも使える構成となっている。
アポカリプス枠に良いMODが付けば入門用装備として悪くないがセット装備を無効にしたいという思いがある場合は下記の頭装備も検討できる。

頭の代替装備

浪人の編み笠はアノマリーパワー、ステータスパワー、クールダウン短縮とフレームリーパーセットと同じプロパティ構成をしている。
標準でついているMODアームアンドアノマリーはミニガンモード時はクリティカルヒットを出す事で効果を得られるため完全に無駄とはならない。
良いエピックは無いがフレームリーパーセット効果を無効化したい、という時にオススメだ。

ミニガンモードの使い所

ミニガンモードは機動力に劣るため基本的にはロケランモードでの運用が主体となるが、下記のようなシーンではミニガンモードの方が相対的に優れる可能性がある。

  • 移動の必要がない

  • 高DPSが必要

エンドコンテンツのタリャ・グラター内であれば、下記のエリアが該当する。

  • 樹木園(後半)
    後半のクソ鳥ゾーンは小さいエリアにクリーチャー系の敵ばかりが配置されており、移動の必要性が少ない。
    また、ミニガンモードの方がクソ鳥相手の対空性能で有利を取れると考えられる。
    歩行クリーチャーに囲まれるため、ある程度の耐久はあった方が良いが、ミニガンモードのDPSで強引に回復して突破も可能。

  • 大器の広場、父の書斎、カタコンベ(ボス戦)
    ボス敵が1体だけで狭いアリーナ内に閉じ込められるため移動の必要がない。
    ボス敵の体力は高めに設定されているためミニガンモードのDPSを押し付けられる。
    ソロ攻略の場合はヘイトを受けきれるか、という問題はある。
    1対1であればロケランモードの怯みハメ継続の方が簡単という見方もある。どちらかと言えばマルチ向けか。

最後に

このゲームはソロプレイの場合1乙即終了という仕様なため、ソロプレイ時の安定性を考慮し耐久最優先バージョンで記事をまとめました。
耐久を落とせば火力は更に伸ばせるので、まだまだ最適化の旅は続く。
エピックアポカリプス掘りは本当に地獄だぜ。

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