彼を知り己を知る

世の中色々な情報が溢れています。
自分が本当に必要な情報を探し出す事で一苦労してしまう…

特にこんな世の中、様々な情報が飛び交っています。
それらの情報を吟味する時、何を基準にしているでしょうか。

例えば、私の文章にどれほどの価値を見出すのか。
何を以って判断しますか?

『「誰が言うか」ではなく「何を言うか」』
当たり前のような文言で反吐が出ますが、実はここを考えれて情報を吟味できるかが非常に重要だと考えます。

しかしながら、世の中は「誰が言った」かどうかに惑わされる人が多過ぎます。
東大、京大その他「有名」な大学を出ている人の言葉だからと安易に信じてしまう。情報の「中身」ではなく情報元の「肩書き」で説得力を判断をしてしまう。
テレビのワイドショーなんかその典型だと思います。テレビという説得力がある(ように思える)メディアに出ている凄い肩書きを持つ(ように思える)「専門家」の皆様が正しく役立つ(ように聞こえる)情報を提供してくださっています。

最近私が読了した本、『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』では著者の掛谷英紀氏は「先見力」について展開しています。先見力とは文字通り人生において先を見通す力です。しかしながら、人間は超能力者ではないので未来の予言はできません。著者はまず「予測できる事とできない事のを見分ける能力」が一番大切であると述べています。

本書は先見力を養う為に非常に有意義であると私は考えています。本書で著者は先見力があるかどうかと「学歴」を判断にするかどうかについて触れています。同様に先見力の有無とマスコミに流されるかどうかについても触れていますそして先見力のない人ほど「学歴」で人を判断していおりマスコミに流されていると述べています。

それ以外にも先見力について詳しく展開されています。ぜひご自身で「中身」を吟味して頂きたいと思います。

学歴のような肩書きが無意味と言う訳ではありません。だからこそ、情報を得るときによく頭を使うべきだと思います。

私を大学院で指導してくださる先生が私が学部生の頃に、「世の中の情報の7割はお前らより頭が悪い連中が発していると思え。」との旨の言葉を仰っていたのが印象に残っています。勿論もっとマイルドな言い方です。別に世の中を下に見るわけでは全くなく、疑う心を持つ事、よく考える事が大切であるとの意だったと理解しています。また先生は「数字は嘘をつかないが、数字で嘘をつける」ともよく仰っています。この話に関しては別で細かく話したいと思いますが、情報の吟味の大切さを説いていると理解しています。

世に蔓延っている情報に対するアプローチをこんな時だからこそ改めて見つめ直したいと思います。皆様はどう思いますでしょうか?

自己紹介を書こうと思って書き始めた文章でしたが全然思い通りの方向に行きませんでした。しかしながら、考えの根っこって意外とその人の本質を表しているとも思っています。細かい趣味思考については徐々に書いていきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

そんな駄文



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