発起し礎を築く

やろうやろうと思っていた事。
そして結局やってこなかった事。

人間は常に色々考えている。
役に立つ事、立たない事。
必要な事、必要のない事。
面白い事、くだらない事。

Blaise PascalのPenséesから言葉を拝借

L'homme n'est qu'un roseau, le plus faible de la nature; mais c'est un roseau pensant. Il ne faut pas que l'univers entier s'arme pour l'écraser; une vapeur, une goutte d'eau suffit pour le tuer. Mais quand l'univers l'écraserait, l'homme serait encore plus noble que ce qui le tue puisqu'il sait qu'il meurt et l'avantage que l'univers a sur lui, l'univers n'en sait rien.
(人は一本の葦、即ち自然で最も弱いものに過ぎない。しかし、それは考える葦である。人を押し潰す為に宇宙全体は武装する必要はない。人を殺すには一滴の水蒸気、一滴の水滴で十分だ。しかし、宇宙が人を押し潰したとしても、人は人を殺すモノより遥かに高貴だ。なぜなら人は人が死ぬことを、宇宙が知らない宇宙の持つ人への優位性を知っているからだ。)

そう、人間は考える葦。

Toute notre dignité consiste donc en la pensée. C'est de là qu'il faut nous relever et non de l'espace et de la durée, que nous ne saurions remplir. Travaillons donc à bien penser ; voilà le principe de la morale.
(それゆえ我々の全ての尊厳は、考えることに存する。そこにこそ我々は立脚すべきであり、我々が満たすことのできぬ場所や時間に立脚するのではない。それゆえ、よく考える努力をしよう。これが倫理の原則である。)

そう、「よく」考えなければいけない。ただ茫と考えてはいけない。
よく考え、よく調べ、よく学び、活かす…

インプット作業もアウトプット作業も非常に重要。しかしそれらの作業を「繋ぐ」思考という作業が最も重要なプロセスではなかろうか。
それら一連のプロセスを備忘録として形にしたい。
今後のガイド、新たなメルクマールを見出す為に。

そういう思いの駄文の塊を残していこうと決めた。
そんな風薫る夜更


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