見出し画像

【受験英語】英文法 ややこしいmayの用法まとめ~パスチャレ#054~

                                                                                                           written by なも

みなさんこんにちは、なもです🐈
今日の動画はもうチェック済みでしょうか?まだの方はぜひのぞいてみてくださいね!↴↴

京大入試数学 場合の数【中学生も解ける裏技】
https://youtu.be/5PTm5wXvLGs

20200702 サムネ-13

それでは本日のパスチャレを見てみましょう⤵⤵

スクリーンショット 2020-07-14 20.35.27

ヒントがわかりやすいですね!✌助動詞の慣用表現の問題です。

早速答えを確認してみましょう!

スクリーンショット 2020-07-14 20.35.39

どうでしたか?
One may as well not know a thing at all as know it imperfectly. (物事を中途半端にしか知らないくらいなら、全く知らない方がましだ)となります。
選択肢を順番に見ていきましょう!😉

①any more について
any more限定詞として、そして副詞として使われています。
限定詞として使われるときには、疑問文や否定文some more の代わりに使われます。

意味は「もう少し」や「いくつか」です。hardly(ほとんど・・・ない)、never(決して・・・ない)、scarcely(まさか・・・ない)などの単語と一緒に使われることが多いようです。

ex) Would you like any more coffee? (コーヒーもう少しいかがですか?)

any more は副詞として、否定文で「もはや(これ以上)・・・ない」という意味で使われます。no longer と同じ意味です。not … any = no というのは覚えておきましょう!!

ex) I can't stand it any longer (any more). (これ以上我慢できない)

②as well について
これが正解です! may wellとmay as well、might as well A as Bといった似た表現についてまとめていきましょう😁

mayとwellにはそれぞれ、
may→推量(かもしれない)

well→(1)with good reason:十分な理由で(=reasonably,rightly,naturally)
    →〜するのももっともだ (ここでの理由は悪いもの)
   (2)to a considerable extant:かなりの程度 (toは前置詞です)
    →きっと〜(する)だろう

という意味合いがあります。

長文読解でよく言い換えの選択肢が並んだ問題がありますよね?may wellが出てきたらすぐにこのreasonably,rightly,naturallyの表現を思い出しましょう!!😃

🌼may[might] well (おそらく〜だろう、〜するのはもっともだ)
mayとmightはほぼ同義ではありますが、mightのほうがより婉曲的になります。

 ex) Since you sat up so late last night, you may well feel sleepy. (昨晩はあんなに遅くまで起きていたのだから、あなたが眠いのももっともだ)
 ex) It may well be that he did not know the news. (たぶん彼はそのニュースを知らなかったのだろう)

wellを主語の前に出して強調する形もあります。
 ex) My mother is angry with me, and well she may. (母は私のことを怒っているが、無理もない)

🌼may[might] as well (~してもかまわない、〜するほうがよいくらいだ)
asが入ってきています。これはas … as~で比喩的同等比較をするためです。

ちょっと比較の文法を思い出してみてください。than以下や後ろのas以下が省略されていたことがありますよね?ちなみに省略のルールとしては

 (1)直前・直後にいわれていて自明
 (2)「そうでない場合より」で自明
 (3)時系列上で自明(今より・昔より)

と分類できます。ここでは(2)が適用され、省略されているのです。

つまり、You may as well throw away your old bag. という文があったときに、You may as well throw away your old bag [as not throw ~bag].という意味が内包されるのです。

捨てないことと同じくらい、捨てるほうに十分な理由がある=使わないで取っておくくらいなら捨てた方が良い となり、「(後半部分)をするなら(前半部分)をしたほうがよい」と考えます。
may as well は had better とほぼ同義なのです。

🌼might as well ~ as ...  (…するのは〜するようなものだ、…するなら〜するほうがましだ)
mightになることで仮定的な意味が含まれます。前半に不可能・非常識・見込みのないことが明らかな否定的事実をもってきて、後半部分の論外さを強める表現です。

ex) You might as well throw away your money as give it(=your money) to him.

前半部分が仮定的なくらい馬鹿げていても、後半部分のほうがもっと馬鹿げた内容で、それなら前半のほうがまだまし…!という感覚です。

彼にお金をあげるのと同じくらい、お金を捨てる理由を持つ←お金を捨てるなんて馬鹿げているが、彼にあげるよりはましだ

ex) You may[might] as well do your homework all by yourself as ask for his help. (君は彼の助けを求めるくらいなら自力で宿題をやった方がいい)


③had betterについて
助動詞had better忠告・強い勧告を表し、「〜しなさい」「〜した方がいい」という意味になります。have betterとはならないので注意してくださいね!

否定文ではhad better notの形で使われ、バラバラになったり語順が入れ替わることはないので、語句整序の問題でもきちんとこの形で回答しましょう!

疑問文では<Had S better ~ ?>の形で使われます。
ex) Hadn’t we better start preparing for the presentation? (そろそろプレゼンテーションの準備をしたほうがいいのでは?)


④so muchについて
これが一番不適切そうな選択肢ですよね() 英辞郎のものがよくまとまっていたので載せたいと思います。so muchってなんだっけ?となった方、きちんと確認しておきましょうね!

代名
〔量や程度が〕それほど[非常に]たくさん
・So much has changed. : ずいぶんと変わりました。
・So much has happened this year. : 今年は盛りだくさんの[本当にいろいろなことがあった]1年でした。/今年はいろいろあったなあ。
〔不定の量や程度の〕いくらいくら
それだけ[その程度]のこと[もの]
・There's [There is] only so much we can do. : 私たちができることには限りがある。

〔量や程度が〕非常に多くの
〔量や程度が〕同じだけの

非常に、とても
・Thank you so much. : どうも[本当に]ありがとうございます[ました]。
・This tool is so much better than others. : この道具は他のものよりはるかに優れています。
それだけいっそう◆【用法】形容詞の比較級と共に用いる。
その程度に[まで]◆【用法】形容詞+that節と共に用いる。
                                          (引用:英辞郎)

今回も最後までお付き合いいただきありがとうございます😘💕
明日の動画・パスチャレもお楽しみに!💫

画像3

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お茶の水女子大学 理学部 1年 なも

生物が好きで理系という分類に属してはいるが、大学では倫理や哲学、心理学も学んでいて常に興味関心の赴くままに行動する。

猫・植物・おいしいもの・布団が好き。ちなみに猫は画面の中でしか飼っていない。
珈琲を嗜む優雅な生活に憧れている。

最近忙しく、ゆっくり過ごす時間がなかなかとれず悲しんでいる。興味があった神経生理学についての初学者向けの本を買ったのだが、課題レポートに追われて積ん読状態(ピエン)

法学の授業で5分の休憩時間があり、毎回生徒からのお便りコーナー(非常に楽しい)があるのだが、先生が「猫派ですか?犬派ですか?」という質問に対し「鳥派ってないんですかね…鳥好きです…からあげ…」とつぶやいていたことが忘れられず恐怖で夜しか眠れない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?