「愛の挨拶」エルガー
今回は、エルガー作曲「愛の挨拶」のご紹介をさせていただきたいと思います♪
イギリスの作曲家のエドワード・エルガーが、1888年に作曲した楽曲です。
エルガーが、婚約者のアリスに婚約記念として贈った曲です♪
さすが音楽家さん。ロマンチック度が高いです。
エルガーは当時ピアノ教師、アリスはピアノの生徒さんで、エルガーより年上の名家の娘さん。
1889年に結婚しました。結婚式にはアリスの方は少しだけの参列者だったそうです。
宗教上の理由もあり、アリス側の親族は反対されていたそうですね。
二人はそれを押し切っての結婚だったそうです。
そんな背景のあるこの曲。とても可愛らしいメロディーから始まり、中盤は少し悩ましいメロディーへと変化していきます。その後、高音、低音で会話をするように音が近づいていき、最後はまた最初のメロディーに戻ります。
あー素敵。
バイオリンの音色でいつでも聴いていれる曲です。
この曲はピアノソロ作品としてもエルガーは残していて、バイオリンだけではなく、ピアノソロでもよく演奏されています♪
そしてこの曲の左手の伴奏が、ベースから結構、飛びます。ズチャーチャズチャーチャとあの部分です。
BGM等で演奏するピアニストさんならお分かりになるかと思いますが、BGMでは優しく、お客様のお話の邪魔にならない程度の音量で演奏しなくてはいけませんよね。
がっつり弾きたいところを抑えて抑えて...控えめに。
楽譜にオクターブだったり、あまり音が飛んだりすると、音量が大きくなってしまうので、仕方なく音を抜いて演奏される方もいると思います。
愛の挨拶もBGMで演奏すると、とても素敵なバックミュージックになりますよね。
手軽に弾けて、プラス音量も抑えて弾ける、そんなことを考えつつ編曲に取り組ませていただきました。
ただ、音抜きすぎて違和感あるとちょっと...チープになりますので、できるだけ違和感ないように編曲させていただきました。
そしてFdurなので調的にも優しくなりました...。
ほっ。
エルガー様、どうぞお許しください...
是非お試しくださいませ♪
以下URLよりご購入いただけます。
「愛の挨拶」
作曲者:エドワードエルガー
ピアノ編曲:pfkaori
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