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日記

pureforeverearthです。

前回病みました記事を書いて、それから2週間くらいは本当に何ともなく順調に日常生活を送っていたのですが、またちょっと病みが復活してしまいました。

前の記事では病院行きますみたいなことも書いたんですが、それからまじで何ともなかったかのように勝手に回復したので結局行きませんでした。そしたらあっさり転落してしてしまいました...

そこで、一旦学校生活を離れて自分自身と今後についてしっかり考える時期を設けることにしました。

この記事はその備忘録みたいなものです。あんまり文章がまとまっていないところもあるかと思います。超長いです.暇なときにゆっくり読んで何かを発見してもらえたら嬉しいです.


10/25(日)

今日は輪講の準備の詰めをしようとしていたが、全く集中できずなんだか気分も落ち込んでいた。お昼ご飯を作る気力もなかったのでUberEatsを使った。

お昼ご飯食べたらがんばるぞ!と思っていたのだが導かれるようにおふとんへ...

おふとんの中でいろいろ考えていたらどんどんつらくなっていき、以前のようなうつタイムが来たことを明確に自覚。

「また来たか~オワタ」くらいに思っていたが、そこから症状はどんどん悪化し、過呼吸と手足の震えと死にたくなるレベルの絶望感が1時間くらい止まらなかった。さらに今回はちょっと金縛りみたいなのも来た。

これはあかん...やっぱり治ってなかった...と思い,めちゃめちゃ悩んだ挙句明日は学校を休むことを決意。各方面にメールをした。

原因なんだろう?と考えたけど思い当たる節は複数あった。でも正直輪講の準備と実験のダブルパンチで気が滅入ってたのが一番の原因な気がする。

とりあえず明日からは大学のことは一切忘れた日々を一回送ってみたいと思う。多分普通に過ごそうと思えば過ごせちゃうんだけど,取り返しのつかないことになる前に思い切って休むことにする.


10/26(月)

先生方からメールの返信が来てた.全員口をそろえて「学校のカウンセリングを利用してね~」と言うので申し込んでおいた.正直あんまり期待はしてないけど,授業についてはあれこれ連携をとってくれるらしいのでそこは助かる.

とりあえず朝から楽に過ごした.好きな音楽を聴きながら好きなことをした.本当に自分の好きなように生活したのがめちゃめちゃ久しぶりな気がした.そりゃ病むわ.

今後については,とりあえず一週間ぐらいは心も体も休めて,来週の実験がある月曜から授業だけは復帰しようかと考えた.研究室は先生の了承もいただいたのでしばらくは休むかな.

例によってお昼ご飯を作る気力はないのでUberEats注文.コロナ自粛のおかげでお金は有り余っているし,今まさに使いどころだと思うのでお金の心配はしないでおく.

今日はうなされずにお昼寝に成功し,その後髪を切りに行った.しかしこの帰り道でまたしんどくなる。

夜が地獄だった。昨日みたいに発作という感じではなく、3時間くらいずっとじわ〜っと辛い感じで寝られなかった。死ぬことだけ考えてた。自殺する人って、死ぬ前こんな感じなのかなとか、僕はもうそんなに先が長くはないのかもしれないとも思った。

そのうちころっと自殺してしまいそうな気がした。


10/27(火)

朝起きて昨晩のことを思い出すが、いや死ぬ意味なさすぎるやろ、と冷静になる。やっぱりうつタイム中はネガティブに考えすぎる。と思うんだけどもしかしたらあっちが本心かもしれない…なんていう思いもある。

今日は思い切って、一人旅をすることにした。日帰りだけど、ずっと行きたかった温泉地へ現実を忘れに行った。

出発駅で、大量のサラリーマンたちが表情もなくどこかへぞろぞろ歩いているのを見ると、彼らは何のために、何が楽しくて生きてるんだろうと思ってしまう。

病んでから、こうやって世界を悲観的に見てしまうようになった。もう前のようには戻れないのかな。

一方、駅の自販機で買ったボトルのカフェオレがあまりに美味しかった、こういうちょっとしたことに幸せを感じる以前のような自分もたしかに心の中にはいるのだよな、と思った。

駅には少し早くついてしまったので、ふと気になってスマホで自殺者数のデータなんかを見ていた。今年はもう日本で15000人もの人が自ら命を絶っているらしい。

15000人て。1日60人くらい?多すぎ

なんだか思っていたよりも自殺が身近に感じられて、苦しんでいるのは僕だけじゃないのかもしれないな、と不謹慎ながら少し安心した。

同時に、やっぱりこの世界は苦しいものなんじゃないか、と腹が立ってきた。

列車に乗り込んだ。指定席。ちょっと楽しくなってきた。

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イヤホンで好きな音楽を聞きながらあまりにきれいな景色を見ていたら、勝手に涙が出てきた。乗車15分後の出来事.はやすぎる…

幸せと切なさが半分ずつ混じったような、よくわからない涙だった。久々に空がきれいに見えた。

景色が普通にきれいすぎて、写真を撮りすぎてしまった。僕はこの景色も知らないままに死のうとか思ってたのか…。

今日僕が一人旅に来ていることは誰も知らない。家族も普通に学校に行ってると思ってる。このお忍び感が良い(良い子はマネしないでください.万が一に備えて行先はきちんと家族に伝えましょう.)。

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到着

行き先の温泉へ。受付を済ませて温泉に向かおうとすると、なんと点検中。どうしたものかと思ったら、なんか最上階にある景色はいいけど銭湯みたいなお風呂にしか今日は入れないらしい。f○ck。

温泉地に来て温泉に入れないのは流石に凹むが、まあ人生そんなもんだよね…と思いながら銭湯((´;ω;`))へ。

シャワーを浴びようとしたところ、驚きのゴミカス水圧。f○ck。

それはそれとして、湯船につかって色んなことをゆっく〜り考えてた。

1つ気付いたのは、一人旅寂しいということ。一人さびしすぎ

まあ当たり前っちゃ当たり前だけど、僕は人といるときのほうが生き生きするのかもしれない。今までどっちかって言うと逆だと思ってたんだけど…

お風呂出てからお昼ご飯の時間まで小一時間,音楽を聴きながら脱衣所にあるくつろぎスペース的なところでゆっくりしてた.

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からの最高のお昼ごはん、飛騨牛ひつまぶしをいただいた。笑っちゃうくらい美味しかった。

その後は帰りの電車が来るまでお土産屋さんに寄ったり、飛騨川(多分)の周辺を歩いた。

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川ってちゃんと来たの初めてな気がするけどすごいなと思った。本当にきれいだしパワーもらえる

17:30無事帰宅.写真を整理してnoteをまとめた.ちょっとは元気になった気がする.

行こうと思えば明日から学校に行けると思うけど,こういう段階で無理しないのが重要なのは1回目の病みで学習したので,まだまだゆっくりする.(追記:大正解だった.笑)

10/28(水)

本当に久しぶりに夜中に一回も起きてしまうことなく睡眠がとれた.

朝からかつての趣味である競技プログラミングをやってみる.案の定全然解けない.職業で言ったら僕にはもうプログラミング関係しかないと思っているので,休止してた分元気になったらちゃんとやらないとな~と思った.

これだけ休んでても、好きなことをしていてもなかなか気分は晴れない。ちょうどTwitterのトレンドに、日本の若者の死因一位が自殺であるという記事があった。やっぱみんなも悩んでるんだよね。

なんかつらみタイムきた。おええ

世の中、知ろうとしすぎると死んだほうが楽って気づいちゃうんだよね多分

今日は大親友の家に行く。待ち合わせ場所ですでに鬱モードになってしまい、あまり楽しく会話できない。家についてから一緒に料理をしたんだけど、包丁を目にしてまた色々良からぬことを浮かべてしまったりもした。

とりあえず、現状について話せることは話しておいたが、あまり思っていたような反応はなかった。本人にそんな気はないと思うが,他人事として流された気分だった.他人という存在は残酷だなと思った。

このnoteが遺書とならないことだけを願う。

10/29(木)

時刻は深夜3時。先に寝てしまった友達を横目に僕は一晩中物思いにふけっている。

このあたりからだんだんと、自分の中で結論のようなものかできてきたので、これに関するnoteも新しく書きたいなと思い始める。

物悲しい。

最近、1日があまりにも長く感じられる。

それでも朝は来る。

驚いたのは、だんだん普通に人と喋ることが困難になっていることだ。朝起きて声をかけてくれる友達に、ろくな返事ができなかった。なにしろ声が出ない。

それでも、昨晩は少し素っ気なかった友達は、今朝はよく話してくれた。よかった。頼れる人が1人減るところだった。

友達と別れ、帰りの地下鉄で彼に感謝のLINEを送る。色々なものがこみ上げてきて、満員電車の中で大号泣してしまった。でも今までよりはいい意味のある涙だったように思う。(追記:スタンプで返信されて,軽ッ,と思ってしまった.悲しい.)

家に帰りある程度寝て、夕方ぐらいに起きた。時間が長く感じる。もうやることもないよ…

時間が有り余るなんて、今まで考えられなかった。大抵の人にとって、時間は足りないものだろう。最近僕は人生で初めて時間を不要と感じている。

もしかしたら、これが一番辛いのかもしれない。時間が要らないって、つまりどういうことかを考えると…ね。

死にたい.

でも、これってすごいことなのかもしれない。人生でまたとない現象であり、もし今なにか打ち込めるものを発見したら、それによって人生は大きく花開くかもしれない.

家族にはまだ言えない.言おうとは思っているんだけど間が悪い.

お風呂に入ったら元気になった.人間なんて所詮こんなものか

お風呂に入っている間に,僕と同じような目にあっている人を救うカウンセラーになる,という道を思いついた.実現したいかは別として,こういう可能性を発見できるとすごく安心する.

そのあと,自分でも驚いたのだが,遠隔講義を受ける気になった.一週間ぶりの授業.苦痛ではなかった.いつもは講義動画を1.5倍速くらいにして視聴していたが,速度はそのままで視聴した.時間は有り余っているので.

少しずつ,日常を思い出してきた. ような気がする.

ある方から,「一人旅をしたり友達に会えているということは、もしかしたらまだそんなに症状は深刻ではないのかもしれない」と言っていただき,なんだかものすごく楽になれた.

10/30(金)

夜はぐっすり眠れた。

朝からものすごく調子がいい。つい24時間前まで死にたいとしか考えておらず、まともに声すら出なかったのに…

本当にこの繰り返し。もう気付けば最初に病んでから1ヶ月が経った。病んで、なんで病んでたんだ?となり、また病んで…

今週休んで自分に向き合うという決断をしたことで、今後もこれを繰り返すのだろうな、という覚悟ができてきた。ほんとに休んでよかったなと思う。

今日は1週間ぶりに大学に行く。といっても学業に復帰するわけではなく、カウンセリングを受けに行く。でも一応教科書もかばんに入れておいた。取り出すことはなかった.

電車の定期がちょうど切れていたので、継続するかとても迷った。継続するならば、今後はまた日常に戻るという意思表示になってしまうからだ。でもなんとなく大丈夫な気がして、1ヶ月分だけ継続してしまった。後で後悔しそう。安くないので

カウンセリングを受けた。優しそうな女性のカウンセラーさんだった。

相談スペースにあったゴミ箱に,使用済みティッシュが大量に入っていて,ああ,泣きながら相談したからかな...と思った.僕も泣くかなと思っていたけど,泣きはしなかった.

こちらの話をしっかり聞いたくださると同時に、適度に助言もしてくれる。本当に適度に。

今後のことも話して、来週から授業だけ復帰してみようか、ということになった。

改めて、人に頼るのがうまくなったなぁ、と思った。病むのはめちゃめちゃ辛いことだけど、そのおかげで新しく見えてきたこともたくさんある。

お昼ご飯を食べているときに,なんだか幸せすぎて涙が出てきた.病んでからほんとに涙もろくなった...

今日はこんな調子で,夜までずっと調子が良かった.

10/31(土)

病んでいることをバカにされるという衝撃の夢を見たが,そんなに凹まなかった.

薬を飲んだ後,朝はヨルシカを聞きながら遠隔講義を受けた.日常が戻ってきている感覚が確かにある.

元気になってきたので、あんまり書くことがなくなってきた…

とりあえず、復帰する旨を伝えるために先生方へメールをした。

11/1(日)

休暇(休暇ではないが)も最終日になった.薬は忘れずに飲む.

明日からまた日常に戻るのかぁ,と思うと嬉しいような,寂しいような気もする.

心の健康のためとはいえ,本当に好きなことだけをした一週間だったので,寂しくなるのも当然かもしれない.

とにかくここで一回休むという決断をしてよかったなぁと思う.無理に生活を続けていたら,もっと深刻な状態となってどこかで爆発してたと思う.

僕が間違えないのは,治ってはいないということである.

これは恐らく一生付き合っていく病で,またなんかつらいことがあったら何回でも死にたくなると思う.

でも今回のおかげで逃げ方とか,受け入れ方とか,周りの頼り方とか,そういうものは十分すぎるほど理解したので,もう怖くはない.うーん待って やっぱ怖いかも

想像以上にいろんな人が助けてくれた.本当に感謝しかない.自分の人生の中で忘れられない体験だった.

以前よりも少しだけ自分のことを好きになれた.

今振り返ると,僕の場合は多分めちゃめちゃ軽症だったんだと思う.決定的につらいことが起こったわけでもないし,友達に会ったり好きなことをしたり,自分で復活するための対処はできていた.

怖いのは,それでもやばいときは本気で死にたくなったこと.友達に「僕はもう死ぬから,今までありがとう」とLINEしようとしてたし,一人にはしちゃった(エーッ).

実際僕は死ぬ19歩手前くらいだったと思うし,間違っても死ぬような状態ではなかった.でもその時は本気で死んでやろうと思っちゃう.

ここまでnoteを読んでくれた皆さんに伝えたいのは,僕みたいな人が周りにいたら,どうか手を差し伸べてほしいということ.

問題は手の差し伸べ方なんだけど,よく言われてるように「大丈夫だよ!」「生きてりゃ楽しいことあるよ!」みたいに,無駄に明るく励まされると逆に軽くあしらわれてる感じがしてよくないと思う.

僕の場合は,とにかく味方になってほしいという思いがあったし,そういう助言をしてもらえた時が一番元気になれた.「悩んだらいつでも頼ってね」とかありきたりだけど超励まされた.あとこれは誰も言ってはくれなかったけど「俺がいるから」みたいなことも言ってほしかった.とにかく一人じゃない実感が欲しかったんだと思う.

また「病んで気づいたことまとめ」みたいな記事は書くつもりなので,今日のところはここらへんにしとこ...

振り返ると,つらかったなぁ

ほんとにつらかった

でもなんとかここまで戻って来れました

また繰り返すとは思うけど

今は明日からの人生が楽しみです




おわり







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