次七さんの話①
そもそも更新頻度の低いnote、今回も半年も前の話をいま頃書く私。ショールーム、ギャラリースペースは店長のぐりさん(これまでいつも更新してくれていた人)の手によって、いつの間にか完成し、次七さんの個展を開催することができました。次七さんはレコード貸し借り友達として25年くらい前に出会い、細く長く交流してもらっておりました。
正確に言うと借りる方が圧倒的に多く、たまに私の方から貸し出しても「気持ち悪い音」と笑われたりして、悔しい悔しいと地団太踏むのですが、次七さんの「いい音楽」を見つけるセンスが本当に素晴らしく、悔しさを心にしまって借りまくるという関係です。
前置きばかり長くなりましたが、目次の写真は次七さんによる作品。写真もいつも良かった、ガラケーで撮る写真すら素晴らしかった。いつか次七さんは写真展なんか開催するのだろうな…と思っていたら、私たちが作ったギャラリーで開催させてもらえる事になりました。
私たちのギャラリー…なんて言うとカッコいい風味満載なんですが、まず千葉市、まず駅からバス、まず田舎…と、負の要素が多すぎて泣きたくなるような場所です。ご来場くださる方なんていらっしゃるのか…と、思いつつも「引っ込みのつかない性格」である私は表向き強引に、心の中ではご来場くださる方へのサービスをせっせと考えながら開催日を迎えました。
つづく
(文・ダメ社長)