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卒業

お久しぶりです
笑顔の毎日が戻ってきて早8ヶ月
すっかりここに書こうと思ってたのを忘れていたので
今日久しぶりに書こうかなあと思います

1/4   病理検査の結果を聞きに病院へ
左は悪性でガンだろう っていう前提で話が進んでいたから、実質ガン宣告を聞きに行くようなもんだよなぁと思って前日は泣きすぎて全然眠れなかった 怖かった

先生に呼ばれて診察室へ入った瞬間目に入った
「右卵巣腫瘍、左卵巣腫瘍ともに未熟成分や悪性所見を認めませんでした。追加治療の必要はありません。経過観察を行います。」の文字
ニコニコ笑って私の目を見てくれた先生
お母さんと顔を見合わせて大号泣してしまった

ガンを疑われていた左の卵巣は直径22cmくらいで(思ってたより超巨大)、中には髪の毛や歯、骨など身体を構成するタンパク質がぎゅうぎゅうに詰まっていた(写真気持ち悪かった)

あれだけ「ガンでも先生たちと一緒にがんはろうね、絶対治してあげるからね」「抗がん剤は大変だけど治りがいい病気だから安心してね」って言われていて覚悟を決めてたのに、ガンじゃなかったなんて信じられなかった

同窓会も、成人式に振袖を着て出られることも、大学をみんなと同じタイミングで卒業できることも、大切にしていた髪の毛をこのまま綺麗に伸ばすことも、お母さんになることも、この先何もかもができないと思っていたから 本当に本当に嬉しかった

あれから約8ヶ月、実は胸にも腫瘍があって その経過観察と検査を先週までしてたけど その腫瘍も良性だと分かって 残された右側の卵巣も腫れずに術後良好との判断で ようやく大学病院を卒業することができました 今後は他の病院で経過観察をします^^

病気にならなかったら
何気ない毎日がこんなに楽しくて幸せで
今生きていることに感謝しなきゃいけないなんて こんなに強く思わなかっただろうと思います

一生涯で5〜7%はこの病気になると言われている 決して珍しくない病気に20歳でかかったからには、男性女性問わず 私はこの病気のことを伝えていく必要があると思うし、この病気に限らず 婦人科に対するマイナスイメージを少しでも減らして気軽に受診できるようなきっかけに自分がなれればいいなとも思っています

まだまだ全然強くなんかはないけど、
支えてくれたすべての人たちの暖かさを忘れずに、今度は自分がその暖かさを少しでも還元していけるような大人になることが 21歳最大の目標です^^

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