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ストリップに行ってみた

サトウです。

先日、浅草のストリップ劇場の『浅草ロック座』に行きました。

1人で行ってみたのですが、もうこれは、えぇ。

どんな引用をもってしても敵わないです。


女性という、ある程度の予測と期待で作られた

小さな氷の容器を、いとも簡単に打ち砕く、

その圧倒的な美。


人間離れした雑技団員ではなく、

本当に驚くほど、人間です。

陶器のような肌とか言いたくない。

違う。人間だ。人間なんだ。

そんな言葉でこの美しさを表すのはやめてくれ。


彼女たちの美しさは、人間の美しさそのもの。

人間が持っているそのままを見せて

それを非常に磨き、高めた美しさ。

よいとされるお手本を踏みつけて、遥か高くを舞う

人間の美しさ。

完璧ではない。だから良い。

その圧倒的な美しさと輝きを放つ、不完全。


なんて陳腐なんだ。もっと本を読まなければ。


ストリップというと、性欲を満たす一種のセックスワークだと思うかも。

映画『ハングオーバー』を観た時に、初めてストリッパーの存在を知って、

セックスをしないセックスワーカーだと思った。

ストリップは、男性性によって作られた娯楽に始まったのかもしれない。

でも、もう違う。

これは、人間の美しさをただただ崇めるショー。

不完全だからこその美しさを享受できる時間だと思います。

あぁ、また行きたいな。

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