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【穴馬に付け入る隙はあるのか!?】元毎日更新keibaブロガーの宝塚記念人気馬血統(重視)見解

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今回は宝塚記念の上位人気4頭の、血統にベクトルを向けた見解です。
なぜ4人気なのかというと、毎年のように5人気以下の人気薄馬が3着以内に入るからです。
つまり、毎年1頭は5人気以下の人気薄馬が馬券に絡む=人気馬も飛びやすい、ということです。(1~4人気での決着はけっこう遡らないとないと思います)

血統の前にまずは宝塚記念の特徴を軽く紹介させてください。
・阪神開催最終週=馬場が荒れている=パワーが必要
・加えて梅雨の時期なので、より馬場が荒れやすい
・内回りコース使用
・スタートから最初のコーナーまでが長い(500m強)

→ざっくりいうと、パワーとスタミナのある馬が好走しやすく、内回りコースですが前半からペースが上がりやすいスタート位置(+急坂を2回上る)なので差し馬有利です。ただ、直線が短いので後方すぎると届かない、といった感じです。

以上を踏まえて、1人気:クロノジェネシスから参りましょう!
ちなみに、僕の血統見解は①父②母ないし③その父や④母父のどの馬から最も能力を遺伝しているかという観点で適性を導き出していきます。

クロノジェネシス(想定1人気)

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本馬は非常に面白い馬です。
グランプリ春秋制覇をしているので、さぞタフな馬場向きな馬かと思えば、昨年の天皇賞(秋)では上がり32秒台を使って3着と瞬発力もあります。バゴ産駒ながら単純な欧州血統馬ではありません。

クロノジェネシスは父と母で見た場合、父の能力を遺伝していると思われます。
適性距離や成長力、パワーといったところは欧州血統の父によるものでしょう。
バゴは父のナシュワンから強く影響を受けているので、ナシュワン-バゴからクロノジェネシスは強く影響を受けていることになります。

本馬は昨年も制していますので適性面は証明済み。
血統からもパワー×スタミナはもってこいなので、当たり障りないですが血統面からも崩れることは考えづらいです。

レイパパレ(2人気)

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