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お財布作家がなぜお金をはなしをするの?vol1

わたしはお財布作家としてレザーアイテムの製造、販売をメインに活動していますが、最近はものづくりビジネス講座やお金のお話し講座など活動の幅を大きく広げています。

手を動かして試行錯誤して作ったものをたくさんの人に使ってもらいたい。喜んでもらいたいという気持ちの源泉は今もそのままです。

じゃあなぜ「お財布作家がなぜお金の話をするの?」ってことですよね。そこでお財布作家がお金のはなしをするに至った経緯をお話ししようと思います。どうぞおつきあいくださいね。


作ったものを買ってくれてお金をいただく。お財布作家としての活動は至ってシンプルな構造ですね。これをし続けるために「仕事」にしたいとわたしは思いました。好きなことをビジネスにしたいと思ったんです。

ビジネスとして軌道に乗せたいと試行錯誤するなかで気がついたこと。それは「好き」だけではダメだということ。

情熱と技術を詰め込んで作ったアイテムも「欲しい!」と思ってくれる人を増やし、売り込まないと誰も買ってくれません。“売る=お金をいただくこと” に抵抗があることに気がついた私は、お財布製作から「お金そのもの」へと興味の対象を広げ、研究。

そこで知ったことが面白く、心が軽くなったのでたくさんの人にもシェアしたい!と思いお金の話をするようになりました。

特にものづくりをする人は「好き」を突き詰めることは得意でも、好きを「お金にする」ことが苦手な人が多いんです。

・相場を見て、周りを見て値段を決めてしまう
・値上げしたいけど、売れなくなるんじゃないか?嫌われるのでは?と思うとできない
・出来上がったオーダー品の値段をお客様に伝えにくい(お金くださいと言えない)


これらは作家さんあるあるだと思います。しかし、これらの状況ってお金の問題に見えるけど本当は違うって知ってましたか?

実はお金ではなく「こころの土台」=マインドのせいなんですね。

そして土台を調えるために必要なことが「自己対話」=自分を知ることです。
ノートを使って自己対話のためのワークをするだけで自分を知ることができる。自分と仲良くなれるんです。

私の話は、いわゆる財テクや節約の話ではありません。「お金」の先にある「こころ軽やかに、豊かに日々を生きる」ための「捉え方」のご提案です。

好きなものを買う、使う。好きなものに囲まれる。心軽やかに過ごせる。そのウキウキは周りの人にも伝わる。お金を使うことで心地よさが循環し、拡大のループに繋がるのです。


とはいえ、わたしもこの捉え方にすぐに気がついたわけでもすぐにお金と仲良く慣れたわけでもありません。

次回からわたしがここに至るまでに経験してきたお金に対する思い込みや失敗談をどどーんと紹介していきますね。どうぞお楽しみに!


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