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21年間の歴史と施術に対する想いと感謝

グリーンカイロプラクティック水道橋院長の東郷です。

※本当はこちらの投稿を最初にしようと思っていたのですが、想いのまま書いていくと筆が止まらず長文になってしまいました💦

長いですが読んでみてください。

さて、こんなタイトルだとYouTubeのサムネ釣りのように思えるかもしれませんが、改めましてグリーンカイロプラクティック水道橋の院長である東郷純宏は2024年7月30日(火)を持ちまして、グリーンカイロプラクティック水道橋から退き、治療家を引退することにしました。

3月中旬から施術を受けに来た人には口頭でお伝えさせて頂きましたが、「え?ほんと?なんで?嘘でしょ」とみなさん口を揃えて驚かれています。

最近グリーンカイロ行けてないよ、最近東郷に会ってないよという方もいらっしゃると思いますのでこのブログにて一先ずお伝えしたいと思います。

僕は1982年生まれで今年42歳になりますが、治療家の引退には早いと言われてしまう年齢かもしれませんが、この決断には本当に色々な葛藤や想いがありました。

お世話になった皆さんには全員に口頭でお伝えしたと思ったのですが、ご無沙汰している方達もいらっしゃいますのでこちらで報告させて頂きます。

短くまとめようかと思っていたのですが、20年を短く書いたつもりの長文になります。

🔸治療家のはじまり…

体調の悪い母親を治してあげたいと思い、結果が出せる治療家になることを決めたのが21歳。

毎日スーツ、白い手袋を着用して落ち着いた声のトーンで『いらっしゃいませ、こちらは新作の・・・』を言うようなシャネルやヴィトンなどを扱うブランドショップの店員でした。

販売員の資格の勉強したいと思い、本屋に行ったら誰かが読んだ後なのか、無造作にバサッと置かれていたのがカイロプラクティックのでした。

僕は拾って読んでみたところ「この仕事がやりたい!」と心から感じてしまいその本を購入しました。

学生時代はやんちゃなことをして今まで迷惑をかけてしまった母親に恩返ししたい、身体が辛そうだから治してあげたいと思ってショップ店員を辞め、カイロプラクティックの専門学校に通い、6年の修行を経てグリーンカイロプラクティック水道橋を2010年1月に開業。当時は27歳。

当時のHPのトップ画面の一番上には「こんな人は来なくて良い!」という来て欲しくない人10か条を書くほどトンがってました。苦笑

そんなこともあり、今までは良いことも、嬉しいことも、楽しいことも!
悪いことも、悩んだことも、落ち込んだことも!!

本当に色々なことがありました。

このとき30歳ぐらい。若い!


🔸僕の施術への想い

僕が患者さん自身だったらどうして欲しいか?
どのように言ってもらいたいか?
何を患者さんが求めているのか。
患者さんにとってどういう先生だったら喜ばれるのか?頼りにされるのか?信頼してもらえるのか?

を考え続けました。

そこで僕はこう決めました。

『1人を10回通わせて10回分の売り上げを上げるのではない。
1人の人に全力を尽くし、最速で、劇的に、感動するほど、しかも施術が長持ちするように施術できれば、その1人は10人紹介してくれる』

これを決めたことで1人から多くお金を取るのではなく、多くの人からお金をいただくことを決意しました。


7年前のTOKYO FM シンクロニシティ出演時

🔸その結果・・・
8年前から紹介制のみで施術させて頂きながらも1か月以上先まで予約が取れなくなるほどになりました。

僕が患者さんならどう言葉をかけてもらえたら嬉しいかな?
どう話したら信頼してくれるかな?
技術は老若男女に通じた方が良いな。
無駄に痛くない。的確。意味や意図を感じる施術。

あとは患者さんのために僕が長く施術できるように僕に負担が少ない施術が良いな。

など、とにかくめっっちゃ深く考えて仕事してきました。

おかげさまで毎日予約もいっぱい、患者さんはいつも喜んでくれているのになぜ引退することにしたのか。

テレビにも出演させて頂きました


https://youtu.be/DgARLCurLc0?si=uHlQ-Prfq7a4oZ0_

↑テレビ出演時のYouTube

🔸辞める理由①

【身体の限界】
単純に手首、肘、肩がずっと痛く、ごまかしごまかし施術してきましたが、最近はいよいよ肩が疼くぐらい痛くなってきました。

ひろき先生や師匠にアジャストしてもらったり、ときおり病院行ったりしていましたが施術を休むと痛みが軽減するけど施術をするとまた痛みが出てしまう。。。

20年間、毎日患者さんに喜んでもらえることを一心に研究し、勉強し、技術改良を幾度なく加えていき今に至るわけですが、予約が毎日いっぱいで休むことなく使い続けた僕の宝物(手)は次第に傷ついていきました。

手が荒れないようにハンドクリームでケアし、指を怪我しないように注意を払い、身体を守るために栄養を気をつけ、運動して、定期的にメンテナンスをしてきました。

しかしそこまでして守ってきた僕の宝物であり商売道具の手や腕に痛みがひどくなってしまいつあります。

元気バリバリあるけど肩を故障して投げられなくなったピッチャーはこんな気持ちなのかも、と思ったり。。。

この手で何人の痛みを解放し、人生を救ってきたことか。

僕は人を健康にするたびに、自分の身体を消耗させてきたのかもしれませんね。

過去に仕事しすぎて60日の入院があり、仕事の復活まで約半年かかりました。

この入院で良い意味では健康のありがたさと
家族の大切さを再確認できました。
反対に悪い意味では経営を焦ってしまい判断を誤ってしまい更に深いダメージを負いました。


🔸辞める理由②

【自分の年齢と子どもの年齢】
ご存知かと思いますが、僕には4人の子どもがいます。

本当に奥さんと子どもが大切で、大好きで、一生守り、良い旦那と言われたいし、良いパパと言われるように生きると決めています。

1番下の子が成人するまであと18年。
その時に僕は60歳になります。

40代に入り、落ちていく筋力、体力、瞬発力。

単純に60歳になった時に今のように家族を守り、今と同じように働けるのか?
イメージして見ましたがプレイヤーとしての僕の姿を全く想像ができませんでした。

キングカズって本当にすごいよ。

カズは関係ないけど、
友達の紹介でサッカーの神様ジーコと。


🔸辞める理由③

ペットの健康の選択肢の1つに『東郷式ペット整体®️』を世の中の当たり前にするため。


犬の痛覚は1/5しかなく、痛みを感じにくいためヒトに比べて発見が遅れます。
そのため気が付いた時には重症化しているケースが多く見られます。


僕はペットの整体を世の中に広げた第一人者になると決めています。

最近では犬も猫もヒトと同じ、家族として認識されてきました。

同じくして犬や猫も病院では補完できない、治らない病気や症状が必ず!!絶対に!!あります。

東郷式ペット整体®️はいわゆる”普通”の犬や猫の整体ではありません。

私がヒトの施術の膨大な経験と知識を元に犬や猫に対して独自に考えたオリジナルの施術なのですが、整体とは定義がとても広くマッサージしているだけ、ストレッチしているだけ、血流を良くするだけでも整体と術者言えば整体になります。

ここでペットの整体を書き始めると長くなるので別機会に。
(熱くなって話が脱線するのは得意)

ただのマッサージでもなく、ストレッチでもなく、骨や骨格を戻す整体ではなく『飼い主とペットの人生そのものを本質から考え抜かれた整体』です。

この経験と技術を後世に残したい。
残す必要がある。

この東郷式ペット整体®️を広めたいし、広めることで沢山の人が喜んでもらえるという確信があるのでこのチャレンジを人生かけてやります。

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締め方がわからないぐらい話したいことがありすぎるのでひとまずこれで終わりにします。(ひとまずというには長すぎ😅)

ラスト施術までの予約はまだ取れますので、ご希望ありましたらグリーンカイロ公式LINEからお願いします!

残り3ヶ月弱、皆さんよろしくお願いします。



犬の運動に適したドッグランを作ったり、自宅で使用できる運動グッズを作るために使います。使ったお金はまたノートに投稿していきますね。今後とも宜しくお願い致します^^