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アン・オブ・クレーフェ
岩波のPR誌『図書』7月号より、表紙は「アン・オブ・クレーフェ」。現代美術作家の杉本博司氏の解説がたいへん面白い。
ヘンリー八世が妻ジェーン・シーモアを喪い、失意に暮れているのを知ったトマス・クロムウェルは、政略結婚の相手に、クレーフェ公国のアンナ公女を選び、わざわざクレーフェ公国に宮廷付き画家を送り込み、アンナ公女の肖像画を描かせた。持ち帰られた絵を見て、ヘンリー王も気に入ったという。
ところがアンナ公女が実際にイングランドに来てみると、画家が絵がうまく描きすぎたため、実物のアンナ公女を見てヘンリー王は不満を表す。
ヘンリー王は彼女を、“フランドルの雌ロバ”と呼んだらしい。
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#杉本博司 #ヘンリー八世 #クロムウェル #クレーフェ公国 #アンナ公女
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