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「短歌人」2020年6月号

世の中のドアは全てが裂け目だといつしかわれは思いにけるかも
酒をのむという尊きおこないでいのち損なわれるは悲しき
七北田川の河口に満ちる水を見て「きみの目みたいだ」とあなたは言った
風船をうまくふくらませたときに大人になったとつくづく思う
鳥の名で呼ばれていたら朝が来てよその垣根の沈丁花かぐ

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