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Timeleszという、新しいepisode。

4月1日、エイプリルフール。
色んな人が楽しむ「嘘」を楽しむ余裕は私にはありませんでした。

3月31日、Sexy Zoneという大事な宝物を、綺麗に箱に閉じ込めて。
それぞれの新しいスタートを、共に歩き出そうと
前向きな明るい気持ちでいたのは、嘘ではありませんでした。

ただ、どうしても……受け入れられませんでした。

グループ名変更と共に、何か新しいことを始めること。
それは、今まで他のグループがやってきていないこと。
そんな前情報が本人達から発信される度、私は不安を感じずにはいられませんでした。
「楽しみ!」よりも、「どうなってしまうんだろう」という不安を感じてしまうのは、私の良くない性格です。変わっていくことが、苦手なんです。
でも、2年くらいでもSexyZoneを応援してきて…
彼らがファン思いなこと。ファンが思っていることを敏感に感じとっていること。ファンが望むことを与えてくれるだけでなく、ファンが嫌うことをしないということまで考えてくれることを分かっていたので…
きっと、絶対楽しめるものだと考えていました。
「『メンバー増やします』とかじゃない限りは、何でも大丈夫!」とすら思っていました。

まさか、新プロジェクトが新メンバー募集だったなんて。

『Timelesz』という新しいグループ名。
その中に、『sz』という文字を見つけた瞬間、涙が溢れました。ああ、SexyZoneがいる。って。
そんな感動も束の間。
新プロジェクトが発表されて以降は、彼らの言葉が何も頭に入ってこなくなりました。
完全なる、拒否反応でした。苛立ちすら感じました。
『sz』という名前を、それならどうして残したのか。
SexyZoneという過去を残している名前なら、それは5人だけのもの。そこに、他の誰も足を踏み入れてほしくない。逆にどうして、そこに新しい外部の人を迎え入れようとしているのか。
全く理解が出来ませんでした。
受け入れたくもありませんでした。
3月31日が、あんなに美しく幕を閉じたのに…どうして、そんなことをするのか。
「ずっと5人を応援する」と本気で思っていたのに。
一瞬にして、その想いを見失ってしまうほどの衝撃でした。

新しいグループは推せない。率直にそう思いました。
そんな気持ちのまま目にしたのは、風磨くんのインスタでの質問箱。
風磨くんに投げかけられた質問、というよりも、ファンの感じている思いは
私の思いとも重なるものばかりでした。
ただ、いざその思いが文字になったものを見ると、
思っていたよりもナイフのように尖った形をしていて…
風磨くんを…風磨くんだけじゃない、走り出そうとしているTimeleszを傷つけてしまっているようにも感じられて、自分が嫌になりました。
質問箱に言葉を乗せた人達のことを否定するつもりは全くありません。
同じ気持ちの人がたくさんいる、と私自身思えたことで少し気持ちが楽になったことも事実ですし、実際、私もいくつか同じような言葉を送りました。

でもそんな言葉にも、そんなナイフにも、
逃げずに真っ直ぐに向き合って、ちゃんと言葉で返し続けてくれた風磨くんの姿は
やっぱり大好きな、私の「推し」でした。

きっと、風磨くんだけじゃなくて。
Timeleszの3人みんな、ファンがこの決断にどう思うか分かっていたはず。
それでも走り出すことを決めたのは、相当な覚悟なはず。
全部、私の勝手な憶測でしかないけれど…私が思うSexyZoneの人達ってそういう人達。


それから、色々考えたんです。
そうしたら、「そうだよなぁ」って。
良い言い方かは分かりませんが……諦めがつきました。

マリウスくんも、健人くんも、新しい目標に向かって、新たな道を歩み始めた。
そして改名のタイミングで、5人みんなでSexyZoneから卒業を決めた。
グループとして活動を続ける風磨くん、勝利くん、聡ちゃんの3人だって、同じです。
新しいスタートを切ることになる。
その3人に、いつまでも「SexyZone」の影を見続けるなんて…やってはいけない。
新しいグループを築いていく3人に「SexyZone」を求めてはいけない。


だってもう、どんな形になったとしても
どこにもSexyZoneはいないから。
SexyZoneは、もう、心の中でキラキラ輝く思い出達だから。

新しいTimeleszの物語の始まりに対して、
私のやることは、「ついていく」か「ついていかない」か、の選択。それだけ。
ファンって、勝手ですよね。
自分の思い通りにならなければ、文句を言って。離れて。都合いいですよね。
時間とお金をかける代償を、求めているつもりではないのですが…結局は、そうなのかもしれません。

でも、その代償以上に……
私は、3人のことが大好きな気持ちを無くすことが、辛すぎました。
3人の覚悟を受け入れられない自分のことが嫌になりました。

私のように『離れそうなファンに対して』、風磨くんの返答は
「それでもついてきてほしいです。そのために向き合います。」でした。
最初に見た時は「無茶苦茶なこと言わないで」と感じましたが…
その言葉で、推しを嫌いになることも出来ませんでした。
SexyZoneという宝物をくれた人。そのきっかけをくれた人。
他では得ることの出来ない幸せをくれた人。
どんな時も、見えにくいけれど、グループやファンに対して無償の愛情をくれた人。
そんな人が、この決断にも愛情を持ってくれていないわけがない。
今はそれは見えなくても…これからの未来で、それを見せてこうと揺るがない覚悟を決めてくれている人。

完全に前向きに、ポジティブに、今回の決断を受け入れることは…正直いうと、まだ出来ていません。
グループ名に「sz」を残したことの理由も、納得できてはいません。
でも、これからのTimeleszとしての時間から目を逸らしてしまって
何も見ずに、色々な未来を決めつけて文句ばかりを口にするのは…
3人の覚悟に対して、失礼なことかもしれないな。というところに、気持ちが落ち着きました。
始まっていくであろうオーディションを見るのは…辛いことです。
でも「それでもついてきてほしい」という風磨くんの言葉を思い出しながら、
しばらくは、辛くても、見ていこうと思います。
……後になって、ここでTimeleszから離れてしまったことを後悔したくないですし。


私はこれからも、SexyZoneの5人を応援していきます。
その気持ちは、きっとずっと変わりません。
私は、SexyZone推しの、セクラバです。
誰かに、終わったものにしがみついていると思われても…今はまだ、それ以外に自分の気持ちの収まりどころがありません。
Secondz(セカンズ)と名乗る資格はまだないのかもしれませんが…いつか、Timeleszの秒針になれる時が来たら。
また彼らと、同じ夢が見られますように。

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