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ハンドメイド 写真の練習について

Petit écrin étoile(プチエクランエトワール)のeriと申します。ハンドメイドでアクセサリーを製作しています。

今回は写真撮影に苦戦している話を書きます。
私自身が綺麗に写真を撮ることに対してあまり縁がなく生きてきた方だったので、ハンドメイド作家としての活動においてはかなりエネルギーをつかっている分野です。

お恥ずかしながら初期の頃は「写真の練習」と聞いてもピンとこないうえに、いい写真はシャッターを押せばいきなり撮れるものだと思い込んでいました。
ところが周りの作家さんを見ると作品が魅力的なのはもちろんのこと写真もとても素敵な方がとても多く、自分の撮った写真を見返し、その思い込みはやがて打ち消されるようになりました。
一生懸命作った作品の、その魅力を引き出せるようになりたい、そう思ってから今もカメラやスマホと戦いの日々です。

ここから、実際の写真と心がけたことを簡単に書いていこうと思います。
まだまだ「上手い写真」は撮れておらず、初心者中の初心者から現在は自分で改善点を探れるようになった段階です。
まだまだ成長途中ではありますが、それでも少しでも誰かの役に立つことができればと思って書いています。

初期の画像です


当時は渾身の一枚のつもりでした。
今改めて見ると作品の良さを作家自ら潰しにかかっているような写真だなと思います。
改善点がわからないどころかそもそもどうしたいのかがまるでわからない状況でした。

そこで、いきなり素敵な写真を撮ることは難しいと考え、まずはゆっくり基本を学ぶこととしました。
とは言っても何が基本で何が応用かわからないレベルです。まずはminneのYouTubeで写真の撮り方を繰り返し見て出来ることからひとつずつ実践していくことにしました。
ハンドメイド作品の撮影に特化している上、無料で公開されているということは大体の人が知っている「基本」の情報が多いと思ったからです。

ここから半年で心がけたことは以下です

・作品を平らに置いて撮る
・飾りをごちゃごちゃ置き過ぎない
・加工とトリミングを使えるようになる
室内の照明をやめ、晴れの日に自然光で撮るようにする

半年後

だいぶ変わったと思います。
新作を出す度に写真を撮るので、自然と場数を踏むようになっています。

そこから半年は以下を心がけました。

・スマホカメラのグリッド線を活用
・使いたいサイズ比率で写真を撮る
・画像の加工を自然にする特訓
・光を反射しない背景を使用
・ハンドメイドに限らず沢山の写真を見る

直近の写真です

背景をグレージュにしたのは好きな色でありブランドのテーマカラーの一つだからです。また、自分の作品と色被りしなさそうだなとも思って選びました。
(そして書いていて気付いたのですがタグや台紙とほとんど同じ色でした。好みってこういうところに反映されますね)

そして最近はどこをなおしたいのかを自分で見つけることができるようになってきました。
例えば直近の写真で言うと、影が強く出ているところです。私の今の技術では加工で改善するのが難しいものでした。
そして、この影についてGoogleで調べたりYouTubeで物撮りの動画を見ながら問題の解決策を探りました。
レフ板を使うことで影をやわらかくすることができるとのことで、現在レフ板の使い方を試行錯誤中です。(100均アイテムで作れるとのことで、アルミホイルと格闘しています)

まだまだ改善すべき点は沢山あると思いますが、ひとまず「ここを改善したい」が自分でわかるようになったのが成長の証なんだなと感じています。
撮影に関しても製作技術と同じく少しずつアップデートしていきたいと思うので、また腕が上がったと感じられたらお話ししたいと思います。
その時はぜひよろしくお願いします。

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