美しかったもの
写真を撮ることは、残したいという気持ちで
残したいということは、つまりは美しいと思ったということ
美しいというものは、そのときその瞬間の私の主観であるからして
写真にとられたものは
すでに「美しかったもの」にかわるのだ
美しかったものは、写真でも十分美しく
美しかったという事実を想起させるに余りある
しかし「美しいもの」と「美しかったもの」は
越えられない大きな隔たりの、あちらとこちらに存在しており
全くの別物なのだ
美しいものは、その時その瞬間にのみ「美しいもの」であるからして
美しいのだ
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