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日記2019春休み-どどーん-

春休み、まだ始まって少ししか経っていないけれど、色々なことをしたので日記に書いておきたいなと思った。どどーんと春休み日記。

2/2
百貨店で催されていたチョコレートの祭典に行った。普段食べている、150円で大満足できるチョコレートとは、住む世界が違っているようなチョコたちがたくさんいた。女の人がたくさんいて、中には男の人もいて、みんなめいめいにチョコレートを見つめていた。チョコレートを見つめていると、試食を促してくる腕がにゅっと伸びてくるので、爽やかにお礼を言って、食べた。色々なチョコレートを食べて、目についたチョコレートを買った。1年に一度なのが良いイベントって、1年にたくさんあるなぁと思ったりした。

2/4
恋人の家へ行った。テストがようやく終わって、疲れもあってぐっすり眠ってしまった。恋人も多分眠っていたので、一緒に寝ていた。起きてはまた寝た。恋人がゲームをするのを横から眺めるなどした。二人で鍋を食べた。二月にしては暖かい日だった。
スノーデンという映画を観た。
頭がいいということは、物理的に強いということ以上に強いことがある。
人は、間違っていると思うことを続けることに、強いストレスを感じること、カップルの出会い方は人それぞれだなぁということを思った。国を敵に回すってどういう気持ちだろう。
ルービックキューブが得意な人は賢いのか、賢い人がルービックキューブが得意なのか。

2/8
京都の、いわゆる観光地を巡った。清水寺や、東山あたりに行った。
清水寺は京都なのに人がたくさんいて、あまり寒くなかった。水はものすごく冷たかった。
休日に一緒に会うのは初めて、というようなメンバーで行ったのだが、会話が案外弾んだ。楽しかった。居酒屋じゃなくて、歩きながらダラダラと話す方が、素直な話ができるのかもしれない。お酒の力なんか借りなくても。
そういえば昔、10分ほどの地下通路を、ゆっくり歩きながら友人と歩くのが好きだったことを思い出した。お互い、言うか迷っていたことを、すんなり言えてしまえているような気がしていた。

2/10
属しているコミュニティの追いコンがあって、楽しくお酒を飲んだ。
お酒を飲むと、会話のタネを見つけるのが早くなるような気がする。
未だに、お酒を飲んでいて自分が酔っ払っているのかどうなのかわからない。お酒にはそれほど強くはないので、私は未だにお酒に酔った自分というものがつかめていないのだろう。

2/11
理由があって、たくさんの印刷物を切った。ハサミで切った。
こんなにハサミをたくさん使ったのは初めてだ!!と思たりした。
文房具の中では、ハサミが一番好きで、嫌いかもしれない。
好きな理由は、なくならないから。ホッチキスやノリは、芯を補充しないといけなかったり、中身がなくなってしまったりするけれど、ハサミは切れ味が悪くなることはあってもなくならない。安心する。
嫌いなのは、切れ味のいいハサミで勢いよく何かを切る時に、ザクッと切る瞬間、「あ、手の位置を確認していない」という恐怖を感じることがたまにあって、その瞬間。怖い。
昔、足を骨折した時に、「骨折する瞬間にああしていなかったら、今頃こんなに不自由な思いをすることはなかったのに」とたくさん後悔した。その時に溜め込んだ後悔の気持ちが、未だに私の中から時たま漏れ出しているような気がする。

2/14
一度行ったことのある、接客・料理の味・お値段・お店の雰囲気、全てがパーフェクトなお店に、運良くまた行くことができた。今度もまた感動するくらい美味しかった。
友人から悩みを聞けると、自分がそれほどの信用に値しているのかも、と嬉しくなってしまうことがあって、そのことを虚しく思う。
友人からどう思われているのか、その呪縛から逃げられない自分がずっといる。
どうにか自分の中の、無い知恵を絞り出して相談に乗るけれど、その答えがその人の求めるものと合致しているのか、そればかり考えて意味のないものになってしまってはいないか、そもそも自分がきちんと正しいと思うことを言えているのか、色々を考えて少し疲れてしまう。
けれど、やはり、相談事をされるのは嫌いになれない。

2/15
一度しか会ったことがない、けれどとても好きな人にまた会えることになった。以前会った時よりも、その人のことを色々知ることができて、単純に嬉しかった。同じ年数分生きているはずなのに、私よりもずっと多くのことを経験している人で、「すごいすごい」と何度言ったかわからない。本心からすごいと言ったのは案外久しぶりなようで、本心からいう「すごい」は気持ちがいい、と思った。
ご飯が美味しいと、その場が楽しくなることも、一緒にいて楽しい人とご飯を食べるとご飯が美味しくなることも、どちらも真理だな。

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