「ここリモ」を分解してみた

謙遜ではなくご存じない方も多いと思いますが、「ここリモ」とは中部電力ミライズが提供していたIoTコントローラです。エージェントを別途購入する必要はなく、既存の赤外線通信が可能なテレビ・エアコン・照明をリモート操作できるというなかなか挑戦的な製品でした。たしか3000円で購入。

何故中電が、と思わなくもない。そのトライアル精神は嫌いじゃなかったんですが、残念ながら2023年末でサービス終了してしまいました。アレクサと連動させてテレビのON/OFFをできるというところで、妻がそれなりに重宝してたんですが、サービス終了と共に全く動作しなくなりました。オフラインでは無理だったか・・・とはいえ他の製品を買いなおすほどの利便性でもないかなというところ。照明もエアコンも、家建てたときに非赤外線になっちゃったしね・・・

と、いうわけで文鎮となったコントローラを分解してみました。

生前の外形
背面のゴムリングをひっぺがしたらねじ穴を発見
御開帳 目立つLEDが全方位の赤外線発信かな
基盤のねじどめを外すとウエイト用?の鉄板が。Wi-Fi吸収用かもね
重りと裏面。シリコンはLEDランプの誘導用なので、こいつの上のLEDはインジゲーター用かも
表面のスポンジを引っぺがしたところ。放熱が気になるが耐衝撃を優先か。
スポンジの下の保護板をひっぺがすと見覚えのある蟹さんマークが。
この基盤だけ一段上がってる作りが気になる。
左は赤外線受信モジュール。リモコンの学習用と思われる。右は知らん。
背面にはremotec technology ltdの文字が。似たような会社名多いな
こっちはストレージ?検品と思われるマジックが。CPUの傍のがメモリだろうか。

はんだごては持ってないのでこれで終了。こんなに美しいのに、用途が終わるとまとめてゴミなのはちょっと悲しいね。USB充電器は富士通製の無駄に2A出力だったのでありがたく使わせてもらいます。
日本のモノづくりは素晴らしい。頑張ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?