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子供に対して同調の言葉は有効でも、大人に対してはマイナスに働く場合もあります

前回の記事では、

自分だけではなく、
子供がいるなら、子供の
一次感情を受け止めてあげることも、

大切ですよ〜

といったお話をさせて頂きました。

子供の頃から、
しっかりとこの一次感情を
味わえていると、

心も豊かになり、自分軸の整った
人生を送ることができますからね!

子供に対しての、

そうだね。わかるよ。

この言葉は、本当に魔法の言葉です!

ただ・・・・

■子供やインナーチャイルドにとって魔法の言葉でも・・・


これ、大人に対してやると・・・

大変なことになるかもしれません!笑

相手と話していると、

誰かや周りの悪口を聞かされることも
あると思います。

誰かに対して、怒りの感情が出ている時、
必ず、その人の内側には、

悲しい
不安
心配

などの、一次感情が潜んでいます。

こんな時、

「そうだね。わかるよ。

辛かったんだね。悲しかったんだね。」

などと言ってしまうと・・・

この人が自分の中にあるネガティブを
認めない人だとすると・・・

その怒りの矛先が、%name%さんの
方に向いてしまいます。

この人が自分のネガティブを
認められる人だとすると・・・

めちゃ、泣かれます。

泣かれて、悲しかったこと。
寂しかったこと、永遠聞かされます。

多分、これでこの人は癒されてスッキリすると
思います。

でも・・・

僕は、余程のことがない限り、

そうだね。わかるよ。

は、子供以外にはやらない方が
良いと思っています。

なぜなら・・・

僕も、心理学を覚えたての頃、
これで、何度か失敗しましたが、

ある時、母親とご飯を食べている時、

母親が、愚痴っぽいことを
言ってきたので、

「そうだね。わかるよ。

お母さんも、辛かったんだね。」

って、言ったら、

どば〜

って、泣かれて、永遠過去の辛い話を
聞かされました。

その時は、

あ、これでスッキリしてくれたかな?

聞いてあげて良かったかな?

って、思いました。

でも、

その時、母親から出てきた言葉は・・・

「何で話したくないこと、話させるのよ!」

でした。

僕が発した言葉は、

「そうだね。わかるよ。

お母さんも、辛かったんだね。」

これだけです。

その後は、永遠、

「そうだね。わかるよ。」

と、相槌を打っていただけです。

それなのに・・・

誰の中にも、人には触れられたくない
ものがあります。

見られたくないものがあります。

そうだね。わかるよ。

たったこれだけの言葉ですが、
この言葉には、相手の触れられたくない、
内側の蓋を開ける力があります。

他にもこんなことがありました。

今のは、自分のネガティブを
認めたくないケースですが、

これは、自分の中のネガティブを
認めている場合のケースです。

これについてはまた、次回、
お話しさせて頂きますね!

こっちのケースも、
結構、面白いと思います!笑

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