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鉱物の置時計

4月から新社会人になりました。
それに伴い、生まれ育った愛知県を離れて関東に引っ越すことになりました。新居の話とか、住む街の話とか、お話ししたいことはたくさんあるのですが、今回は大切な人からお祝いにいただいた置時計についてです。

はなもっこ置時計 淡墨

以前から腕時計でお世話になっていたC-brainさんの「はなもっこ」シリーズ。
美しい文字盤が特徴のブランドで、岩絵具の粗っぽさと職人による滑らかな塗装の両立を実現した芸術作品ともいえる時計です。

そんな「はなもっこ」の置時計がついに登場しました。

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淡墨(うすずみ)
オブシディアン(和名:黒曜石)という鉱物の粉末(岩絵具)を文字盤に塗った置時計です。
本体の木地の素材はケヤキで、漆器産地として400年以上の歴史を持つ石川県加賀山中にて、「ろくろ引き」という回転する木にカンナを当てて形作る方法で製作しました。
文字盤や針は繊細で傷つきやすいため、触れないようにご注意下さい。

引用:同封説明書

まるっっっっって感じでかわいいです。

黒曜石といえば「鏃や槍の穂先に使われた石器」というイメージで、表面(断面)がガラスみたいにツヤツヤで滑らかな印象があります。
岩絵具としての黒曜石は、そんなにツヤツヤっていう感じはないです。むしろ、岩絵具らしいざらざら感があって未知の一面を垣間見た感じです!
素直に感動しています。

サイズは手のひらサイズで、これがまたかわいいのです。
まるまるしたフォルムはついつい触りたくなるし、触るとケヤキの木の軽くて柔らかい手触りに癒されています。
(※文字盤は繊細だから触らないよ←大事)

優しく見守られている感じがして、目が合うと「まるいよ」って言われたみたいでちょっとふふってなります。

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グッズの写真にも写り込んでいます。
文字盤の白い粒状に見えるものは、黒曜石が反射してのキラキラしています(砂がキラキラしているあんな感じ)。こればっかりは、実際に手に取って見てほしいです!

さいごに

社会人になってそろそろ1ヶ月になります。
楽しいんですが、やはり新しいことだらけなので結構ネガティブになりがちです。私は気分が落ち込むと消えたくなっちゃいます。

でも、この子に「まるいよ」って言われると「そっかぁ、まるいかぁ」ってなって、何んだか「まるく」収まる気がしています。

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