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備忘録


「来年」だったはずの世界線を越え、「今年」になって早1週間が経った。


年末年始は4,5年ぶりに実家に帰省し、我が推しジンくんの言葉を借りるならば「情けないほどに何もしない」日々を過ごしていた。
本当に何をするでもなく、実家の猫と遊び、テレビを見て、母と近所を散歩しながら近況を報告し合ったり、ごはんを食べて、眠くなったら寝て。

徐々にわたしの中にある時計の針が狂いはじめ、ゆっくりと、穏やかな時間が流れる仕様になっていった。

そして、年が明け、仕事も始まったというのに、わたしの時計はまだ狂ったままだ。そろそろ正して日常へ戻らなければ。


これは、「抱負」でもなく「目標」でもなく、2022年という新たな年の日常へ戻るわたしによるわたしのための「備忘録」だ。


Love Myself

バンタンに出会い、彼らから教えてもらった大切なこと。

2021年はこのことばの意味と背景を紐解く年だったとすれば、2022年は実践する年にしたい。

「いま、自分を愛しているか?」をあらゆるシーンで自分に問いかけながら、バンタンを利用しながら、過ごしていきたいと思う。

・他人と比較しない
・深く考えすぎない
・ネガティブになりすぎない
・身近なことにもしあわせを感じられるようになる
・周りに感謝する

心身ともに健やかに、おおらかに、生きていこう。

感情を残す

自分が考えたこと、感じたこと、思ったこと、吐き出したいこと。

これまで自分の感情を見て見ぬふりして素通りしていたけれど、これからは言語化して残していきたい。

もともとnoteを始めたのは推しへの愛をただ吐き出すためだったけれど(オタクの限界突破)、言語化することで心の澱が浄化されるようなカタルシスが起こる感覚を覚えたので、今後は自分自身のことも少しずつ綴ってみようと思う。

・・・と、簡単に宣言してしまっているけれど、実際にnoteという窓を覗いてみると、文才溢れるクリエイターがひしめいていて、何より思考する作業(思考力)がめちゃくちゃに優れている方ばかりだし、推しへの想いだって、わたしには到底追いつけないほどのスピード感をもって的確な表現で言語化され、日々公開されている。
「他人と比較しない」と書いたそばからさっそく実行できていないけれど、正直、怯んでしまった。一つの逃げ場として辿り着いたここ(note)にもわたしの居場所はないのかもしれない、と。
それでも、誰のためでもなくわたしのために、少しずつ思考を整理して書き綴っていこうと思う。まずは続けることから。できれば、月に1本のペースで(できたらいいな)。

物語に触れる

誰かと話をする、映画をみる、劇場へ行く、本を読む。

何かの物語に触れる機会を増やしていきたい。どれも好きなことなので、単純に今年も楽しむぞというだけのことだけど、物語をつうじて「思考を深める」ことを「癖にする」訓練をしたいと思う。
noteでも普段の生活でも、何かを表現すること、伝えること、自分自身を説明することは、その前提として、自分自身と向き合い、自問自答するという作業が(意識的または無意識に)あるけれど、わたしにとってこの作業がけっこう辛い。それに、いざ表現しようとすると、圧倒的に語彙力が少ないことも痛感している。ただぼんやりと物語を辿るのではなくて、丁寧に、じっくりと味わうことを意識したい。

まずは積読と化している本たちを読んでいこう。
いつも寝る直前までスマホを見てしまっているので、寝る前の(少なくとも)10分はスマホじゃなくて本を読んで眠りにつくようにしたい。

〇〇を継続する

サイクリング、鉛筆デッサン、散歩。

これらはパンデミックになってからの2年間でできた新しい趣味たちだ。
サイクリングでは、まだ見ぬ景色を求め、相棒(愛車のTREKクロスバイク)とともに開拓の旅に出かけよう。デッサンももっとうまくなりたいし、今後もゆるゆると続けていきたい。

これらに加えて、今年(こそ)は時間をとって英語の勉強も再開したい。仕事で英語(主に読み書き)をつかうことが多いので、もはや逃れられないと実感しながらもサボりにサボり続けてきてしまった。
語学こそ継続は力なり。継続、それはわたしにとってもっとも苦手なことの一つだけだけど、面倒くさがらずに日々の小さな努力を重ねていきたい。

推しは推せるときに推せ

2021年はバンタンのおかげで本当に楽しく忙しく過ごすことができた。彼らの楽曲が大好きだし、みんな抱きしめたいほどに愛おしい。彼らに出会ってこれまで知らなかったことを知って、なにより「自分を愛すること」を教えてくれた人たちだから、わたしのアイデンティティに関わる考え方までも変わったように思う。もし、青年期に彼らに出会っていたら、これまでとは違う花様年華を過ごし、今とはまったく別のアイデンティティが形成されていたかもしれない。そうであれば、わたしは今頃どんな人生を歩んでいたのだろう。

彼らを好きになって、世界の見え方が変わった一年だった。そして、一年分とは思えないほどたくさんの思い出を残すことができた。
2022年はどんな景色を見せてくれるのだろう。ワクワクが止まらないけれど、一日が過ぎ去るごとに彼らのⅩデーに少しずつ近づいていく。いつかくるその日までに、推しは推せるときに全力で推す。彼らから受け取った抱えきれないほどの愛と、しあわせと、美しく煌めく一瞬を詰め込んで、いつか必ず彼らへ返しにいくために。


(結局、最後はオタクのはなしで終わってしまった。)


追記

わたしのnoteを読んでくださる皆さま、コメントやスキをくださる皆さま、本当にありがとうございます。とても励みになります。
たくさんのクリエイターさんの記事を拝見しては自分の世界が広がっていくことを感じ、うれしくて有難い気持ちでいっぱいです。
2022年も、のんびりしたペースになりそうですが、拙いながらも表現することに挑戦していきたいと思っています。また読んでくださるとうれしいです。





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