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ペルタニの知っても知らなくても「ポテトフライ」

アメリカが好きだ。
なんかデカいし、派手だし、エンタメ最高だし、ユー!エス!エー!って響きも、何もかもがカッコ良いから。

MCUやDC映画は欠かさず観るし、音楽もゴリゴリのアメリカ的なヒップホップが好きだし、ジャズやソウルも大好きだし、NBAは青春時代にめちゃくちゃ追っかけてた。

でも、いつからアメリカの事が好きになったんだろう?
中学生の頃にはすでにヒップホップを聴いたり、好んでハリウッド映画を観てたから、おそらく小学校からか?
だとしたら、何がきっかけで好きになったんだ?
で、一生懸命、過去を振り返って行くと、ある食べ物に辿り着いた。

それは「フライドチキン」だ。

アメリカンフードの象徴と言えば「フライドチキン」だろう(という事にさせて下さい)
幼い頃の僕は漠然とそれをテレビや映画で何度も見て「すげえ美味そう!」と思っていた。
家族や友人達がパーティーで楽しそうに食べてる姿がすげえ幸せそうで、胸がときめいた。
ただ、恥ずかしながら僕が子どもの頃には、まだケンタッキーフライドチキンが近くには無かったはずで、なかなか手の届かない存在だった(野々市になかったよね?)
そんな僕のフライドチキン欲を満たしてくれたのが、今回紹介する東豊製菓株式会社の「ポテトフライ フライドチキン味」だ。
子どもの頃の僕は「◯◯味」を鵜呑みにする純粋な心を持っていた。
フライドチキン味と書かれていれば、それはあの憧れのフライドチキンなのだ。しかも近所の駄菓子屋で手に入るし、30円だし、4枚も入ってる。こんな素晴らしいことはない。
そして、実際食べてみるとめちゃくちゃ美味い。なんか今まで食べた事がないオシャレな味だ。
商品紹介によると、フライドチキン味は「揚げたてのチキンの香りにスパイシーなガーリックとジンジャーを加えた本格派。人気ナンバー1の超ロングセラー商品」とある。
フライドチキンとは、なんて素晴らしく美味い食べ物なんだ!(実際は食べてない)

こんな素晴らしい食べ物を生み出したアメリカとはどんな国なんだろう?と、いう疑問から興味が湧き、やがてハマって行ったのだ。

数年後、僕の近所にもケンタッキーフライドチキンがオープンした。早速、親にせがんで買いに行く。実際食べた本物のフライドチキンは確かに美味かった。美味かったのは間違いないんだけど、ただ、あの時、経験した「味への衝撃、アメリカへの憧れ」は湧いて来なかった。
僕にとって、東豊製菓株式会社の「ポテトフライ フライドチキン味」はアメリカへの想いという点では本物以上に本物だったのだ。

あと、ふと気になって、この会社がポテトフライ以外に何を作ってるんだろう?他のお菓子も食べてみたい!と思い、ホームページを見ると、なんとポテトフライのみ製造していて、他は一切造ってないではないか!!
昔は色々やってたが、現在はこれのみで勝負してるらしい。
なんか、その姿勢がアメリカだな!!(あくまで僕のイメージ)
そんなスピリットに幼い頃の僕は衝撃を受け、アメリカへの憧れを感じたのかも知れない。
なんてな。

東豊製菓株式会社ホームページ↓

https://www.toho-seika.co.jp/index.php

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