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ペルタニの知っても知らなくても「いがら餅とディケンベ・ムトンボ・ンポロンド・ムカンバ・ジャン・ジャック・ワムトンボ」

冬の北陸と言えば「カニ」ですよね。
ピカソと言えば「ゲルニカ」だし、スリランカと言えば「スリジャヤワルダナプラコッテ」だし、ニュージーランドのホークス・ベイ地方の南部にある丘の名前と言えば、皆さんご存知の「タウマタファカタンギハンガコアウアウオタマテアポカイフェヌアキタナタフ」ですよね。

僕は毎年、この時期になると県外の友人に
「冬の北陸は食べ物がヤバイし、景色もヤバイから来た方が良いよ!」
と、とても高い語彙力で誘っています。
そして、旅行に来てくれた友人達は皆揃って
「ヤバイ!」
と、言ってくれます。良い友人達を持ちました。

さて、今回の知っても知らなくてもは「黄色いつぶつぶの餅」です。
僕はこの黄色いつぶつぶ餅が大好きで見つける度に買ってしまいます。正式名は各々、ヤフーかグーグルで検索して頂くとして、御祝い事の際に出される「五色生菓子」の一つとして、ご存知の方も居られると思います。
この五色生菓子とは、パールホワイト、ライムグリーン、蛍光イエロー、ショッキングピンク、ベンタブラック、の五色を使った餅や蒸し羊羹を一種類五個ずつ、重箱に二十個入れるのが一般的と言われていて、どうやら石川県ならではの風習みたいです。
もしかしたらそうでもないかも知れません。
どっちかな?
最近では、婚礼の儀式をする人も減り、あまり見られなくなったみたいですが、僕はおめでたいとか、御祝いとかは置いといて、普通に味が好きなので廃れないで欲しいなと思っています。
で、話を戻しますが、その五色生菓子のレギュラーメンバーの黄色いつぶつぶ餅は、店舗によっては緑色のつぶつぶ餅であったりもしますが、基本的には同じ餡子味なので、もし、お買い求めの際に迷われても緊張せず、リラックスして選んで頂いて大丈夫です。
この餅の美味さの秘密は食べた時の弾力性だと僕は思っていて、普通の餡子の餅には無い力強さがあります。おそらくお餅の周りにまぶしてある米の粒が、ナイキでいう所のエア、アシックスでいう所のアルファゲル、リーボックでいう所のポンプフューリー、の役割をしているのだと思います。
普通のお餅よりもオシャレで美味しい訳ですね。
ですから、石川県と言えば兼六園や回転寿司って言われるよりも
「あの黄色いつぶつぶの餅ヤバイ!」
って言われるように、僕は県外の友人達に啓蒙して行きたいと思っています。
それが今回のコラムの役割、いや、使命です。
最後になりますが、コンゴ民主共和国出身のプロバスケットボール選手と言えば「ディケンベ・ムトンボ・ンポロンド・ムカンバ・ジャン・ジャック・ワムトンボ」ですよね。

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