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ペルタニの知っても知らなくても「マロロガ バワン」

あれば食う、無ければ食わない、その程度のカレー好きです。
無ければ食わないのだから、当然、
「◯◯のカレー屋さん、美味しいらしいね!行ってみよう!」
という、前のめりなテンションにはなりません。でも年に1、2回は
「スパイシーなカレーが食いたいかもなー」
という控え目な気持ちになります。それが今です。
その時ばかりは普段しない
「カレー オススメ スパイシー」
で、検索します。ちなみに普段は
「おもしろ 顔 世界チャンピオン」
で、検索しては、いざという時のために画像フォルダに保存しています。今のところ、その時はまだ来ていません。
話を戻して、そのカレー検索で出て来たのが
「MAROLOGA Bhavan(マロロガ バワン)」です。
意味はヒンディー語に基づく造語で、マーロは「リズム」、ローガは「人」、バワンは「家」という意味だそうです。もちろんコピペ情報です。
さて、出て来る画像がどれも美味そうだし、見た目も綺麗なのと、自転車で行ける距離なので早速、向かう事にしました。

興味無いかもですが、金沢在住オルタナティヴラッパーの僕ペルタニですが、最近、東京に移住したため、右も左も分かりません。この道路がどこに繋がってるのか、この先には何があるのか、そもそも新宿って上?渋谷って右?何もかもが分からないけど、不安な訳じゃなくて、ワクワクする、そんな気持ちになるのは小学生の時以来で、けっこう楽しいです。

やがて店の前に着くと、まだオープン前ですが、すでに何人かのお客さんが並んでいます。
僕は金沢代表の気持ちを忘れず、ロックなファッションのカップルの次に並びました。
人の話を盗み聞くのは良くないことですが、カップルの会話がロックの未来や、どのエフェクターが素晴らしいのか、というものではなく、ひたすら「早く食べたいね!」でした。
ジミ・ヘンドリックスやミック・ジャガーに聞かれたら大変です。
「いらっしゃいませー。皆さんどうぞー」
お店の方のその声と共に開いたドアからカレースパイスの良い香りが。胃がキュンとします。
初めての店では、素直にランチメニューのオススメを注文します。
昔話だけど、飲食店でオススメを頼まず、メニュー表から変わったものを選んで注文するのが通だと思ってた時期があって、ある日、いつもの如く、変わりメニューを頼んだところ、普通に友達が食べてたオススメの方が圧倒的に美味くて悲しかったことがあります。そりゃそうだ。
僕が頼んだのはカレープレート。それが目の前に運ばれた時の眼福よ。すごく丁寧に盛られたそれからは店主の愛情が伝わります。丹精込めて作った料理を一つ一つ、愛おしく並べてんだろなあって。
当然、味は「美味い!」のひと言。
これだ!このスパイスな感じ+ちゃんとした旨味、が欲しかったんだ!
あっという間に食べ終わった僕は、相変わらずロックな話は一切せず、仲良く食べ続ける、ほっこりロックカップルを尻目に、金沢代表の気持ちで店をあとにしました。
めちゃくちゃ美味かったのでまだ行きます!

MAROLOGA Bhavan
〒165-0026
東京都中野区新井1丁目35−12

https://marologa.mystrikingly.com/

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