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伝票仕訳の補足

ふくしままさゆきさんのコンテンツは神です。

で、それを踏まえた上で、
『⑮伝票』の補足を行います。

結論から言うと、伝票の掛け金の解答方法には
2つあり、その2つ目の補足です。

問題:商品10万円を販売し、代金のうち2万円は現金で受取り、残額は掛けとした。起票する伝票の種類と金額は?

この問題に対して、2つの解答があります。

①1つ目の仕訳が、
現金20,000/売上100,000
売掛金80,000

ですね。この売上を分解して考えると、
現金20,000/売上20,000
売掛金80,000/売上80,000
となります。

よって、使用する伝票は、
入金伝票と振替伝票となります

入金伝票
ーーーー
売上20,000

振替伝票
ーーーー
売掛金80,000|売上80,000

①の仕訳は分かりやすいです。
しかし、②の答えを出すのに苦労するのが難しいと感じる方がいるかと思います。

ふくしまさんは、あまりこの部分について詳しく話されていなかったのですが、私が「あ、この考え方なら分かりやすいかも!?」と思い、

それを今回発信します。

②2つ目の仕訳が、
現金20,000/売掛金20,000
売掛金100,000/売上100,000

ですが、なぜこうなるかを
メチャ簡単に解説します。

それには手順があります。
【Step1】まず、①の仕訳を書きます。

現金20,000/売上100,000
売掛金80,000

そして、この仕訳をイジるのです。

結論を再度書くと、
【掛け金の借貸の金額を一致させるだけ】
です。

3つのポイントは
①掛け金以外の金額は変えない
②掛け金を2つに分解し、掛け金を書く為の段をズラす
③掛け金の額は、相手勘定の金額と同額に変える
です。

では書きます。

【Step2】
①『掛け金以外の金額は変えない』
まず、掛け金以外の金額は変
えない事を意識します。これが分かっているだけで、どの勘定科目の数値を変えれば良いのか安心できます。よって、額を変更するのは掛け金の部分だけと分かります。(今、私が学習している内容では、その掛け金だけだと分かっていますが、他にもあるかもしれません。)

②『掛け金を2つに分解し、掛け金を書く為の段をズラす』
③ 掛け金の額は、相手勘定の金額と同額に変える
そして次は②③を連続で行います。

現金20,000/売上100,000
売掛金80,000



現金20,000/売掛金20,000
売掛金100,000/売上100,000

完成‼︎

これで、難しい伝票の仕訳方法の完成です。

この仕訳の意味は、
「売掛金の債権は80,000円だけれど、借方の売掛金を100,000円にしてるけど貸方に売掛金を書いて債権の減少を行い、結果的に債権は80,000円だよ。」

と言う意味なのですが、そう言う頭がゴチャゴチャになると余計に書きづらいかと思います。

なので、借貸が一致する事を利用して、このようなポイントを抑えておけば、難しく考える必要はないのでは?

と気付き、今回発信させて頂きました。
もし、間違えていたら申し訳ございません。

もし、この方法が分かりやすいと
思って頂けたら嬉しく思います。

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